猫かぶりの西谷さん (ページ4)

今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:4,321 hit

第4話ページ4

…外ってこんなに寒かったっけ…

いつも布団被ってゲーム三昧の俺には外が冷えるような寒さに感じる。

ようやく目的場所に着き、校舎内に入る。

__辺りの騒めき、色んな人達の目線。

その中、俺は目も当てずに歩き続ける。

…夕のクラスに着き、ガラッと扉を開けた。

授業が終わっておしゃべりに夢中だった連中や飯を食おうとしている連中の視線が全て俺に集まる。

少しの沈黙、。そして…

｢｢｢｢｢｢きゃあぁぁぁぁあっ！！/////｣｣｣｣｣｣

あぁ、鬱陶しい

西谷｢ぇ、ぁ…Aっ！？｣

その顔も面倒臭い。

そんな言葉全て引っ括めて俺は笑う。

貴｢兄さん！探したよ(ニコッ｣

歓声を聞き流しながら夕の前の席に座った

ちなみに誰の席とか知らない。←

貴｢お昼困っててさ…ちょっとだけ頂戴？｣

西谷｢何だ、昼飯なかったから外で食えって言われたのか？｣

何でこう言う事は直ぐに分かるんだこのツンツン野郎。

西谷｢おう！いいぞ！でも、まだ買ってねぇんだけど…｣

弁当じゃねぇのか。

西谷｢購買一緒に行こうぜ！好きな奴買ってやるよ！｣

貴｢ありがとう、兄さん(ニコッ｣

そう言って騒がしい教室を出ると廊下で待ち伏せしていた女子に騒がれる。

どこ行っても五月蝿いからあまり好きじゃない

営業スマイルで手を振れば歓声が上がる。

こんな事するならモン○ンの武器弱いやつで遊んでた方が楽だ。