7+1＝∞【Fischer's】 (ページ4)

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エピソード3 ページ4

シルク『おーーーい！！おーーい！！！Aから呼んどいて出てこないのは違うだろ！！あちぃから入れて！！』

シルクの声に目が覚める

『ん…きた…』

シルク達が待つ玄関に駆け足で向かう。
鍵を開け、扉を開けるといつもと変わらない笑顔でみんなは私の事を待っていた。

シルク『Aから呼ぶなんて珍しいな！笑なんか新しいゲームでも買った？笑』

ンダホ『A！俺お腹すいちゃった！！お菓子ある？？』

ぺけたん『ダホここ来る前からお菓子のことばっかりなんだけど笑Aなんか食べさせてあげて笑』

『ゲームなんて買ってないよー笑ダホちゃん、お菓子いーっぱいあるから好きなの食べてねっ。』

ンダホ「やったー！」

ぞろぞろと部屋の中に入る。
マサイもみんなの後ろを歩いていた。
するとマサイが私に耳打ちをしてきた。

マサイ「大丈夫。A。俺もいるから。」

マサイはこれから私が何を話すかを見透かすように私を安心させてくれた。
それだけで泣きそうになる。

『みんなこっちこっち。ここの部屋で座ってて！お茶とお菓子持ってくるから。』

モトキ「あ、俺も手伝うよ！」

『もっきゅんありがと。じゃぁお願いしようかなっ。』

～数分後～

モトキとA『「おまたせー」』

ンダホ「おーありがとー！お菓子ー！」

シルク「さんきゅ、A」

マサイ「ありがとう。」

ザカオ「Aちゃん！ありがと！」

ダーマ「さんきゅー」

配った後、残ったお茶をもっきゅんに渡して座った。

シルク「んで、どした？」

『えっと、あのね…えーっと…。』

シルク「……んだよ笑はっきり言えよ笑」

自分では言おうとしているのに上手く言葉が出てこない。言うのが怖くて吃ってしまう。

マサイ「A、大丈夫…？」

『うん…平気…』

モトキ「なに？マサイ何か知ってるの？」

マサイ「……。」

マサイは黙り込む。いよいよ冗談ではないという雰囲気になった。

『私ね…………ガンに、なったの…。』