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ユウ side


「ふな"ぁ〜……ユウ、ホントに行くのか?エースのヤツ出るかわからねぇんだゾ?」

「まぁ、そうだけどさ…でも、ここまで来たら行くしかないでしょ」


僕とグリムはエース達が過ごす
部屋の前に立っている


……友達だから放ってなんかおけない


僕はAちゃんと作った
魔法薬のキャップを開け


……エースの心を読みたい

そう思いながら
覚悟を決めて一気に飲み干した


「………まず……く、ない?」

「アイツの作る魔法薬は、味までこだわってんだゾ」

「へぇ〜」


後でAちゃんの所にも行きたいけど
………女の子だから
ちょっと…気にしちゃうな


「……よし、行こっか!!グリム」

「どうなっても知らないんだゾ」


僕は恐る恐るノックを鳴らした



***


A side


「……はぁ……っ……ふ」

「完全に熱ッスね、ジャックくんが倒れてたとこ見つけてくれて良かったッスよ」

「………ッス」


休んで不思議に思われても困ると思い
僕は学校を行こうとしたが
再び、熱を出した

「後でまた薬とか持ってくるから、大人しく寝てるッス」

ラギー先輩は僕の頭に
手を伸ばしてきたが

「いやだ…っ!!」

僕は思わず払ってしまった


「……え?」

ラギー先輩とジャックは
目を見開いていた

……しまった


「あ……はは、すみません……何か……ラギー先輩がお化けに見えまして…へへ」

「そ、そうッスか………じゃあ俺、レオナさんの服の洗濯してくるッス」

「すみません……」


ラギー先輩は僕に一度微笑んで
部屋を出ていった


「……俺もそろそろ部活、行くから……なんかあったら電話しろ」


「……わかった、ありがとね」


ジャックも椅子から立ち上がり
部屋から出て行こうとした時


「待って…」


僕は呼び止めてしまい
ジャックは振り向いた

「なんだ?」

「……僕の帽子……帽子とマフラー、図書室にあると思うから……取ってきてくれないかな?」


昨日、エースから逃げる為に
無視して走ったから
帽子とマフラーを置いてきてしまった

……大切なマフラーなのに


「…わかった、後で探してくる」


ジャックはそう言って
次こそ出て行った

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今日のキーパーソン

トレイ・クローバー


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伊古(プロフ) - エワビさん» コメントありがとうございます!中々更新できない中読んでいただきありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2021年8月28日 22時) (レス) id: 7a83a07d3f (このIDを非表示/違反報告)
エワビ - すごく面白かったです! (2021年8月27日 14時) (レス) id: 1ec29ba6ed (このIDを非表示/違反報告)
伊古(プロフ) - 杏仁豆腐さん» コメントありがとうございます!はい、あの欺く…のヤツです!あ、おじたんがいらっしゃる笑これからもこの作品をよろしくお願いします! (2020年8月1日 15時) (レス) id: 7463c27085 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐 - 辞められないが止まらない。真面目に!むっちゃ真面目に!辞められないが止まらない!「うぜぇよ」(byレオナ) (2020年8月1日 11時) (レス) id: d74ccecfb0 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐 - とある団員の目……アッ(察し) (2020年8月1日 11時) (レス) id: d74ccecfb0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊古 | 作成日時:2020年6月3日 11時

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