皆の好感度、上げすぎた。

好感度25% ページ31

ヴィル先輩に着いて行き
再び談話室に戻ったが……


「Aちゃんめっちゃ可愛いじゃ〜ん!最近オレと一緒に写真撮れて無かったから、この写真マジカメにあげなきゃね〜」

「……そうですね!!僕も後であげますね〜」

「氷の瞳の姫(グラソン・プリュネル)、今日はいつもより更に輝いてるじゃないか!!」

「ありがとうございます、先輩に褒められて嬉しいです!!」

「Aは何を纏っていても綺麗じゃな、どれ、今度わしの選んだドレスを着てくれんか?」

「は、はは……是非!!着させてください」


なんか人が増えてるんだけど


ルーク先輩ならまだ
通りかかっただけだから分かるけど…
ケイト先輩にリリア先輩まで
なんで居るんだよ…


僕は助け舟を求めるように
ぽかんとした顔でいる
エースの前に立って

ドレスを掴んで
スカートをふわっとさせながら
くるりと回ってみて


「……エ、エース……どう、かな?」


そう聞いてみた


「…あ…え、えぇ!?……ま、まぁ?似合ってるんじゃないの?」

「そっかぁ…ありがと!!」

「〜〜〜〜〜っ……ホント、そーゆうトコ……」

「……エース?」

「なんでもねーよ!!」


エースはそう言って
再び壁にもたれかかった

……なんなんだ?


「さ、早めに終わらせちゃいましょ!!アタシもこれからやらなきゃいけない事があるし」

「わ、わかりました」


僕はその後
約1時間、ヴィル先輩とケイト先輩のカメラに
様々なポーチを取りながら
収められていた








ヴィル先輩達と別れて
ポムフィオーレ寮から学園に戻ると


「Aちゃんコレあげるね〜!」

「え、いいんですか!?もらってばっかりで申し訳ないですけど……」


ケイト先輩から"お揃い"と言われる
ダイヤの形をしたストラップをもらった


「うんうん!!ホントは今日、コレあげる為に来たからね!」

「……ありがとうございます!!」


何回目だろ
こういうお揃いのストラップの贈り物
ケイト先輩に仮があるみたいで嫌だ


「なるほど……今度からわしも、Aには贈り物を送るとしよう」

「リ、リリア先輩、大丈夫ですからね!?」

「そうと決まれば、マレウスと考えるとするか」


リリア先輩はそう言って
何処かに行ってしまった


「……あ!!そうだ、オレ今日フラミンゴの餌やり当番だった〜!!Aちゃんとまだ居たいけど、リドルくんに首をはねられたくないから行くね!!」


と言ってケイト先輩まで行ってしまい
僕とエースだけ
ポツリと取り残された

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今日のキーパーソン

トレイ・クローバー

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