好感度21% ページ27
ユウ side
可笑しい
何かが可笑しい気がした
エースの様子も最近変だ
でも、この違和感が
何処にあるかがわからない
「ユウどうしたんだゾ?」
「!!……ううん、何でもないよ」
僕を覗き込むように
Aちゃんが顔を出してきた
「体調が悪いなら無理しないで、怪我したら大変だからね!!」
「う、うん!!」
そうだ
今はAちゃんと一緒に
魔法薬の作ってるんだった
「えーっと…何処までやったんだっけ?」
「もぅ!!僕の話はちゃんと聞いててよ!!」
「ご、ごめん!!」
Aちゃんは頬を膨らませながら怒った
………まじまじと見ると
やっぱりAちゃんって可愛いな
優しいし、運動出来るし、勉強も……
まぁ、それなりに出来るっぽいし
恋愛感情とかは無いけど
いい友達が出来たな〜って改めて思った
「今はこのポーションを入れるとこまで進んだの!!」
「あ、そっか……」
……厳しい時もあるけどね
なんやかんやで作り終わり
僕はオレンジ色に光る魔法薬を手に持った
「出来た〜!!」
「"特定の人の心が読める魔法薬"!!………ユウくんは誰に使うのかしらね〜」
ニヤニヤしながらAちゃんは
僕の肩をつついた
「ちょっからかわないでよ!!」
「ごめん、ごめん!!ユウと初めて一緒に作ったから、なんか浮かれてたみたい」
Aちゃんは可愛いらしい笑顔を見せた
その時、ふわりと甘い匂いがした
……いい香り
確かにAちゃんと
魔法薬を作るのは初めてだった
……任せっぱなしだけど
僕はハッとして
魔法薬を手に持ち
「じゃあ僕行くね!!付き合ってくれてありがと、Aちゃん」
「了解!!効果は1時間持つか分からないから慎重に飲んでね〜」
グリムを連れて実験室を後にした
実験室を出ると、グリムは鼻をつまんだ
「ユウ〜オマエ、なんか臭うんだゾ…」
「え、臭い!?」
実験した時に匂いが移ったのかな…
恐る恐るブレザーを嗅ぐが
何の臭いもしない
………他の人に聞いてみた方がいいかな?
「どんな臭いがする…?」
「なんか……こう……」
グリムが言おうとした時
「＿＿＿＿Aに会ったのか?」
エースが真顔で聞いてきた
今日のキーパーソン
トレイ・クローバー
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伊古(プロフ) - エワビさん» コメントありがとうございます！中々更新できない中読んでいただきありがとうございます！これからもよろしくお願いします (2021年8月28日 22時) (
レス) id: 7a83a07d3f (このIDを非表示/違反報告)
エワビ - すごく面白かったです！ (2021年8月27日 14時) (レス) id: 1ec29ba6ed (このIDを非表示/違反報告)
伊古(プロフ) - 杏仁豆腐さん» コメントありがとうございます！はい、あの欺く…のヤツです！あ、おじたんがいらっしゃる笑これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2020年8月1日 15時) (レス) id: 7463c27085 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐 - 辞められないが止まらない。真面目に！むっちゃ真面目に！辞められないが止まらない！「うぜぇよ」（byレオナ） (2020年8月1日 11時) (レス) id: d74ccecfb0 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐 - とある団員の目……アッ（察し） (2020年8月1日 11時) (レス) id: d74ccecfb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊古 | 作成日時：2020年6月3日 11時
