*短編集*

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及川徹ページ2

青葉城西高校２年雨川A

私にはずっと大好きで、憧れでかっこいい先輩がいる

中１、中２と仲良くさせてもらっていてよく気にかけてくれて、お兄ちゃんみたいな人

及「Aちゃ～ん、はいこれよろしくねー☆」

でも、及川徹先輩は絶対に呼び捨てで呼んでくれない

本当はもっと特権みたいなのがほしいんだけどな…

貴「徹先輩、これ書き終わりましたよ！」

いつも通り

及「お、助かる～やっぱデキルマネージャーはいいね」

なんて言って頭をナデナデしてくれる辺りスッゴい好き

徹愛がとまりません！！←テストでるよー(出ません)

ある日の放課後

化粧をして、香水きつめの先輩から呼び出された

先輩「あのさ、徹に近いんだけどあんま調子乗んなよブスが」

貴「マネージャーなので仕方ないと思いますけど？」

いつもならこれで終わる

なのに……

先輩「何様？、うざいんだよ」

ドンッ

押されて、床に思いっきり体をぶつける

いたっ

体に衝撃が走る

何度も殴られたり、蹴られたりした

貴「だ…れか…たすけてっ…」

もう無理だって思ったとき

？「なにしてんの？」

すごいドスのきいた低い声

貴「徹先輩…？」

及「もう大丈夫だからﾆｺｯ」

優しい笑顔はいつもの先輩だ

でも、女の先輩方には

及「うちのマネージャーに何してくれてんの？」

先輩「いや、徹が迷惑してるんじゃないかって…ごめんなさいっ」

スタスタっ走ってどっかへ逃げてしまった

そのあとは保健室に連行され、質問やら、手当てやら色々してもらってる

及「俺のせいでごめん…」

貴「いやでも先輩が来てくれてすっごく助かりました！！」

及「あのさ、これ部活引退まで言わない予定だったんだけどさ、もう言うね」

貴「……はい？」

及「A、好きだよずっと、ずっと、だから俺の彼女になってくれませんか？」

貴「私でよければお願いしますっ！！」

及「これで今度からはちゃんと守れるから！」

及「じゃあ、帰るよ、送ってく」

といってスッと手を差し出してくれる辺りかっこいいな…！！

貴「徹先輩、さっき呼び捨てででやっと呼んでくれましたね！」

及「呼び捨てで呼ぶのは彼女の特権なんでﾆｺｯ」

貴「そうだったんですか？！嬉しいです、特別感あって！」

及「特別感じゃなくてAは特別だから」

今日は昨日より距離が近くなって０センチ

大好きな徹先輩の彼女の特権とやらいただきました_____