私の血を欲している【四天宝寺】

伝説の血を持つ子 ページ3

しばらくすると、テニスメンバー(レギュラー)全員が集まった








遠山「なぁなぁ、ごっつ甘い匂いするんやけど〜………なぁ白石〜！！！
ワイめっちゃお腹空いた〜！！！！」





白石「金ちゃん我慢してぇな、後で血持ってくるから、な？
…にしても皆集まるんやなこの匂いで……
絶対に"伝説の血"を持っとる子がこの学校におるで」









つまり、皆が探していたのはあの伝説の血の人間








千歳「裏山からでもちゃんと匂ったばい
今まで血の匂いが裏山までくるこつなんか無かったばってん…………体が震え上がるほどゾクゾクしちょるばい…！」







と、学校から離れた裏山まで匂いが漂うくらい凄い血らしいことは分かった









きっとこの学校のどこかで伝説の血を持つ子が手でも切ったか転んだりしたのだろう




その時に出た血が皆を揺れ動かしたのだ









伝説の血を持つ子





これから四天宝寺中テニス部の捕食対象となる子









その子の名前を教えよう









A






という名前である









少女の生活が大きく変わろうとしている








少女は本当に大丈夫なのか………………？

伝説の血を持つ子は弱者→←まさか…そんな…ありえへん…

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