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□忘れ人
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彼方人か待ち人、またはその両者と深い繋がりを持っていた者のこと。彼らからは、彼方人や待ち人らの記憶が消えている。記憶の忘れ具合は人によって様々だが、どんな忘れ人も皆必ず、彼方人や待ち人の容姿や名前は忘れているようだ。
忘れ人たちの中には、彼方人や待ち人らの記憶が消えていることに感づいているものもいれば、気づいていない者もいる。また、忘れ人たちは後世に行くことが出来ない。
□仲介人
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『彼方人』と『待ち人』を結びつける役割を担っている者の総称。いわゆるサポート役。『仲介人』と呼ばれてはいるが、人かどうかすら分からない。また、この『仲介人』という呼び方も『ある彼方人が付けた一つの呼び方』に過ぎず、本来の名前は不明。
仲介人は本名を明かさず、自分で考えた源氏名を使って仕事を行うそうだ。その為、本名は本人たちしか知らない。
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彼方人と待ち人の関係性を表す。どんな関係であれど、『両者、又は彼方人側に何らかの愛があれば』それは縁故関係と呼べる。つまり、お互いに相手のことを思っている、若しくは彼方人から一方的な強い思いがあれば、それは縁故関係と呼べるだろう。
□故骨
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簡単に言えば『亡者』。ゾンビにも近しいだろうか。100年以上待ち人を待っていた彼方人は徐々にこの故骨に成り果てる。故骨には理性や知性が無く、とても本能的。また、彼方人だった時の記憶も無く、彼らが待ちわびていたであろう待ち人の記憶も全て消えている。故骨はとても攻撃的で、目に映るもの全てに危害を加えようとする。
彼方者だった時の容姿とはさほど変わり無いが、故骨の周りはとても言い表せないような悪臭が漂っている。彼らの雰囲気も相まって、かなり近寄りがたい。
□奈落
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炎が辺り一面に燃え盛っており、裸足では歩くこともままならない。イメージとしては『地獄』が近いだろうか。奈落には『彼方人だった者』、つまり故骨達が徘徊している。
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彼方人が待ち人と巡り逢えた際に行う、彼方人の魂を遺影に還すための儀式。詳しい儀式内容はこちら
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作者名：美味しい | 作成日時：2023年12月18日 19時
