4 好き? ページ6
六力「俺は無力だったんだ」
「なんでそう思うの」
六力「俺…この仕事にも馴染めなくて倉庫整理くらいしかできなくて…九力達とはどんどん差が大きくなって」
六力がそんな悩み抱えてるとは思っても見なかった。人って見かけによらないんだな。
六力「俺は昔からそうだったんだよ。みんなに頼ってばっかりで、お前も頼って」
徐々に六力の目からポタポタ…と涙が落ちてくる
「そんなことない」
六力「え?」
「六力がいなきゃ私ずーっと暇だし!六力が一番仕事終わるのも遅いし!怪我するほど危ない荷物運ぶし!」
六力「っ……」
「六力いなかったら包帯も薬も届かないし!六力が一番大切な仕事をしてるんだよ」
そう言いながら六力の頭を撫でる
腕が伸びてくるのがわかった
六力「俺…お前のこと好きだわ…」
「私も…好きなのかな」
六力「クスッなにそれ」
「人好きになったことなかったから。でも、きっと私も好きなんだと思う」
六力「好きじゃなくても好きにさせてやる」
「カッコつけすぎ」
―――――――――――
作者)過去編終わったぜ
六力)ああああああ///
作者)落ち着け若僧
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←3 災難
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作者名:おかしなピエロ | 作成日時:2017年1月7日 0時