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紫
淳太くんが来てくれて、話は進んでいって、
病院に照史の行くことになった。
.
淳太くんの執事さんが車で送ってくれてる。
「ありがとうございました。」
橙「ありがとうございました。」
照史と御礼を言って、執事さんに頭を下げる。
黄「じゃあ、終わったら連絡するから、遅くなるかも知れんけど、よろしくな。」
執「かしこまりました。」
執事さんが俺たちに頭を下げて、車に乗って帰るのを見送る。
黄「…中、行こか。」
橙「はいっ、!」
.
順番が来て、照史と一緒に中に行く。
淳太くんも一緒に。
医「淳太からは多少話は聞いている。」
橙「あのっ、」
医「どうしたのかね?」
橙「俺っ、記憶、戻らないんですか…?」
医「今から検査をします。
すこでも、少しずつ、記憶は戻ってきてるんですよね?」
橙「はい、」
医「じゃあ、検査をするので、付き添いの方で外で待っててください。
淳太、頼めるか?桐山くん。」
黄「はい、先生。」
橙「淳太くんがやるの?」
黄「検査だけだから。」
「じゃ、待ってるな。」
. (検査は飛ばします。)
医「付き添いの方。」
「あ、はい。」
検査は終わったのかな?
橙「あ、たかー」
「どうやった?」
黄「じゃあ、説明します。
照史くんは、体には暴力ふられた傷が深くて、脳には腫瘍みたいなのができていて、一時的に記憶が無くなってるみたいやねん。
だから、いつ記憶が戻ってもおかしくない。
あと1つ。記憶戻るのはええねんけど、記憶戻ったら、多分、照史くんの性格、真逆で、二重人格が起きるかも知れんから、覚悟しときや。」
二重人格。
橙「…俺、記憶戻ったら、たかと一緒におれんの…?」
黄「居れないことはないで。
でも、厳しいかもしれん。
崇裕次第やな。」
「俺次第?」
黄「おん、ま、それは記憶戻ったら、分かるかもな。」
なんやろ、俺次第?
分からん、頭痛くなるだけや、
中学生の俺には難しいことやなぁ。笑
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蘭芽(プロフ) - いつも愛読させて頂いてます。大変だと思いますがこれからも頑張ってください! (2017年8月31日 10時) (レス) id: 568cceb099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ももすけ | 作成日時:2017年8月7日 15時