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紫
照史からの過去の告白。
辛かったことがいっぱいあった。
最近思ったことで、右耳が聞こえずらかったんやて、
それは右ばっか殴ってて、
右耳が耳鳴りし始めてるんやて。
「照史、」
橙「ん、?」
「俺に、守らしてくれへんかな…?」
橙「えっ、?」
「照史と一緒に居たい。
照史が傷付いたら俺も傷付く。
何が何でも守らせてください。」
橙「っ…俺なんかで…ええの、?
俺、何もないで、?」
「お前が、ええんや。」
橙「っ…俺も、たぁ兄やなきゃ、嫌やっ」
「照史、好きやで。」
橙「お、俺もっ大好きやっ」
「愛してる。」
頬に口付ければ、頬が赤く染る。
橙「たぁ兄、、」
「たかひろ、って、呼んでや。」
橙「っ…やだ。」
「え、、」
いや、泣いたわぁ。
橙「…たか。」
「っ…ずるい、お前。
何処でそんなん、覚えたん。」
照史の唇に俺の唇を重ねれば、さっきまで頬が赤かったのが、耳から全身に広まってく。
橙「んんっ…くる、しい。」
「ん、ごめん。」
橙「たか、好きやで。」
「愛してるは?」
橙「っ…誰よりも、愛してんで…/」
ほんのり赤くなった頬を撫でると、
体を震わせる。
橙「擽ったい…」
また頬に口付ける。
橙「頬やなくて…口に、してや…」
…あかん、俺かて男や、
「歯止め、聞かなくなっても知らんからな?
誘ったのは、照史やから。」
俺が近くのベッドに押し倒せば、
抵抗出来なくなる照史。
可愛ええわ。 中学生そ2人こんなことしてええんかな、
なんて、今は考えられんわけで。
目の前の照史のことしか考えられへん。
もう、
この後、照史を美味しくいただきました。
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蘭芽(プロフ) - いつも愛読させて頂いてます。大変だと思いますがこれからも頑張ってください! (2017年8月31日 10時) (レス) id: 568cceb099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ももすけ | 作成日時:2017年8月7日 15時