笑顔。（紫×橙） (ページ12)

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紫

照史が2人を見てほのぼのしとる。

びっくりさせないように声かけたつもりが、

「照史。」

橙「えっ、あ、はぃっ！」

凄いびっくりさせた笑

「ごめんごめん、ぼーっとしとったから。笑」

橙「あ、ごめん。。」

あぁ、可愛ええなぁ、なんて…笑

「帰り、一緒に帰ろな。」

橙「うんっ！」

.

怠い授業を終え、照史の教室の前で照史て出てくるのを待つ。

勿論、でかいのも居る。

桃「なぁーたかー」

「んー？」

桃「照史くんのこと、好きなん？」

「ぶっ！ごほっごほっ」

飲み物飲んでたらいきなり変なこと言うから、喉に詰まった。

しかも吹いた。

桃「ちょ、汚い！」

「望が変なこと聞くから、！」

桃「やって、気になるんやもん」

＂どうなん？どうなん？＂ってしつこく聞いてくるから、

なんか苛ついて、

「どーでもえーやろ、別に。」

八つ当たってしまった。

するといきなり、望が

桃「…あ。」

口から空気が抜けたような変な返事が聞こえて、

望の視線を追うと、そこには照史が。

橙「…お待たせっ、帰ろっか。」

気にしてないのか、聞いていないのか、君は俺より随分、大人っぽくて。

「あ、う、うん。」

そう頷くしかなかった。

.

橙「小瀧さんと、流星さんって、付き合ってるんですか？」

急に照史の口からそんな言葉が。

桃「んは、俺らってそんなわかりやすい？笑」

青「照史くんまで分かっちゃうなんてね。笑」

橙「ほぇー、やっぱりっ！」

桃「大毅たちも付き合ってるんやろ」

いつの間にか隣にいた大毅たちに望が言う。

橙「えっ、そやったん！？」

赤「とも、人前でいちゃつくの嫌いやねんもん。」

緑「別に、学校でいちゃつかんでもええやん。」

橙「ふふっ、」

青「そういう照史は、好きな人、おらんの？」

流星め、なんてことを言うん…！

橙「…居ます、よ。」

赤「えーっ、おるん！」

緑「顔近いで、大毅。」

橙「でも、俺なんか、合わないんですよ。。」

青「そんな弱音吐くなて、分からんやん？気持ち伝えへんと。」

橙「…わかってることですよ。。」

照史、好きな人、おったんや。

橙「それより、たぁ兄は、？おるん？」

急に話をふられて、なんて答えよう、

嘘つくのも、あれやしなぁ。