58話 ページ8
五条side
家入「へぇまんまとやらかしたね」
と、タバコを吸いながら馬鹿にしたように少し笑ってくる
傑ははぁ、と少しため息をついて呆れてた
五条「別に意味聞いただけで振られてねぇし」
こないだのイヤリングのことを硝子と傑に話した
夏油「悟はAちゃんみたいな女子がタイプなんだね」
五条「ちっちが!!アイツは何て言うか、その、」
アイツは、俺の、、、
家入「答えも出てない状態でアプローチなんかすんなよ」
家入「Aが可哀想」
五条「それは、その」
好き、なのか?
でも好きになるタイミングもきっかけもあったか?
夏油「悟、Aちゃんの良いところは?」
五条「はぁ?」
良いところ、
五条「真面目、空気が読める、まぁまぁ優しい?、」
と、指を曲げながら数えていく
夏油「じゃ次最後」
五条「、、俺の事、よくわかってる」
家入「はぁ、Aよりお前のが鈍感か?」
五条「はぁ!?んなわけ!」
家入「今お前Aの良いところ20個言ったからな?夏油に止められてなきゃもっと言ってただろ」
五条「えっ!」
夏油「それぐらい良いところが見つかるほどAちゃんのことよく見るなんて、ねぇ?」
五条「おい傑!言い方改めろっ!!!」
そ、そんなアイツのこと見てるわけっ、
見てる、わけ、
『五条君』
五条「/////」
顔がブワッと急激に熱くなる
家入「ガキが」
五条「うっせぇ!」
夏油「ま、これでわかったでしょ」
五条「〜っ」
ダッ!
家入「あ、逃げた」
夏油「、、Aちゃんは気づいてると思う?」
家入「自分の五条に対する好意?それとも五条の好意?」
夏油「両方」
家入「前者はもうとっくに気づいてんじゃない?そこまで鈍感じゃないし」
夏油「後者は気づかないのに?」
家入「それは鈍感鋭感関係なく、Aの自己肯定感の低さの問題じゃない?」
夏油「どっちもどっちだね』
家入「ま、五条のが問題だけどな笑」
88人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し4082号(プロフ) - もう!最高です!!全部にハート押しまくっちゃいましたよ!面白すぎて作者様天才ですね‥!神作なのになぜこんなに読んでいる人が少ないのか!?これからも応援しております! (8月5日 10時) (レス) @page20 id: d8a420e5a5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:のりまきチャン | 作成日時:2023年7月28日 23時