100話 ページ50
薫さん、美里さんと話終わり
少し団欒を楽しんでいた
『ごめん、少しお手洗い借りて良い?』
実は癖っ毛の私、結構頑張ったのに髪型が崩れてしまったので少し直したくなり悟に声をかけた
五条「あー?そう?じゃあその辺に従者あるから聞くと良いよ」
『ん、ありがと』
静かに部屋の扉を閉める
『ふぅ、』
緊張が解けて肩が軽くなる
従者「どうかなさいましたか?」
『あ、お手洗いの場所って、』
すると「ご案内します」と私の前を先導した
でも来たのはある暗めの部屋
『えっ、と』
従者「髪が崩れてるようですのでこちらで治させていただきますね」
そう微笑んだ
でも、その笑みが暗く感じたのは気のせいだろうか
意味もわからず座らせられて髪をいじる
うまい、普通に
やっぱこう言うのに慣れてるんだなぁと思った
従者「私、悟様が幼稚園に上がった頃から従者をしてますの」
『へぇ!長いんですね』
コミュ症の私、話が続けられない
従者「私のことを呪霊から守ってくださった時はその成長に涙する所でした」
なんて良い従者さんなのだろう
悟の成長を自分のことのように喜べるなんて
従者「だから」
『!!』
私は後ろを振り返った
ギチッ
私は包丁を手で握った
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名無し4082号(プロフ) - もう!最高です!!全部にハート押しまくっちゃいましたよ!面白すぎて作者様天才ですね‥!神作なのになぜこんなに読んでいる人が少ないのか!?これからも応援しております! (8月5日 10時) (レス) @page20 id: d8a420e5a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のりまきチャン | 作成日時:2023年7月28日 23時