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54話 ページ4

あの後、確かに眠気で落ちてぐっすり寝ちゃったけど


それまであの言葉のせいで頭の中空っぽになる時なんて一度たらともなかった




五条「ん、はよ」



『お、はよ』


五条「?」



ダメだ、まともな会話ができない
目を見て話すことも一苦労


五条「おーい」



『な、何?』



五条「んいや?」


と、自分の席に座る



あー、任務増えないかな、それもそれで嫌だけど



少し前から考えてた
私は自分ではそんな少女漫画の主人公よりかは鈍感天然な
可愛い女子ではないので薄々勘付いてはいたけど



『(私五条君にでも惚れた!?)』



となれば今すぐにこの感情を捨て去りたい
五条君を好きになった女子が不運な道を辿ったところなんて嫌と言うほど見てきた


何より五条君は思わせぶりがあり得ないほど多い
だからそれに乗せられた女子が玉砕していくのだ



竜舞ちゃんみたいな可愛さがあるわけでもなく、硝子ちゃんみたいな呪術の才能もなく、普通だし




それに、五条君だって私なんかに好きになられても困るだろうし、諦めよう



友達には、嫌われたくない方だから

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名無し4082号(プロフ) - もう!最高です!!全部にハート押しまくっちゃいましたよ!面白すぎて作者様天才ですね‥!神作なのになぜこんなに読んでいる人が少ないのか!?これからも応援しております! (8月5日 10時) (レス) @page20 id: d8a420e5a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のりまきチャン | 作成日時:2023年7月28日 23時

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