腐れ縁2

７７話 ページ27

『えっと、これは、』



上層部「好きな者を選ぶといい」



『いや、そう言う意味じゃ、』



上層部に呼ばれ、何か問題行動でも起こしたかとヒヤヒヤしながら会議に出席してみれば渡されたのは10数名の男性の履歴書のようなもの



『これは一体』



上層部「君の婚約者だ、羽鳥A君」



『、え？』



婚約者、？


『ま、待ってください、意味が理解できないんですけど』



私はそんな婚約者をとるほどのお家柄の娘でもないし


それにリストの男性はまぁまぁな大物
最悪なことに前の禪院のガキもいる、結構ガチだ



『何で、私なんか、』




上層部「五条悟と恋仲にあると言う噂を耳にしてな」




！！



上層部「君には五条悟は諦めてもらう、安心しろ代わりはいくらでも用意する」



『何を、ふざけた事を、、、』



私は渡されたリストを破り捨てた



『将来は私が決めます』




『若者の未来に口出さないでくれます？老害』



『それじゃ』




ﾊﾟﾀﾝ






、、、










死にそぉぉ、


し、心臓がバクバクで今本当に、
私いつもあんな事言うタイプじゃないのに



五条「おーい迎えきてやったぞ〜」



『さ、悟、』



3人ともわざわざ来てくれたらしい
私が行く前に緊張で顔真っ青になってたから心配してたとのこと


五条「なんかやらかしたわけ？」




『えっ？あ、いや婚約者紹介された』




五条「、、、」




五条「ちょっと殺してく、」




『やめてやめてやめて』




夏油君が何とか悟を止める
硝子は笑ってるけど




『、、今まで気になってきたけど、悟婚約者いないの？』



竜舞ちゃんもいたけど正式ではなかったし



五条「あ？いたけど全部断った」



『お、おぉ』



五条「お前婚約の話受けてないだろうな？」




『まさか！ううけないよ！リストは全部破り捨てて来たし、』



五条「、、、」



『何？』



五条「お前やる時はやるよな」




『あ、ありがと？』

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