53話 ページ3
ダメだ、死ぬほど頭痛い
昨日の夜も酷かったし、
もう諦めて1回ぐらいいこうかな、
ガラガラガラ
『はよ、』
夏油「大丈夫かい?顔色悪いけど」
『ま、まぁ大丈夫』
プルルルルプルルルル
ビクッ
また、か
『ごめん、ちょっと外出てくる』
廊下
『だから、無理なんです忙しいし、』
先輩「でもこないだ五条家のお坊ちゃんとは出かけてたよなぁ?」
!?何で知ってんのこの人
先輩「丁度出張で行ってる時に見たんだよ」
先輩「何で俺はダメなんだ?先輩だそ!?」
あー、うるさい、
頭が痛い、
『わかりました、一回だけなっ、』
承諾しようとしたその瞬間手からするりと私の携帯が取られた
振り返れば五条君
五条「あーあー聞こえる?」
先輩「は?だれっ、」
五条「五条悟君でーすせーんぱい」
先輩「ひっ!」
ドスのきいた声でまぁまぁ圧のある言い方だったので
相手方は怯えた声を出す
『五条くっ』
五条「俺と羽鳥が一緒にいたのは先輩が知らないだけで」
五条「俺と羽鳥は特別な関係なんで」
なっ!?
五条「次かけてきたらわかりますよね?てか分かれよ?」
先輩「はいっ!」
と、電話は切れた
なのにポチポチと私の携帯をいじる
ほいっと返された携帯に先輩の連絡先は無くなっていた
『消したの!?、まぁいらなかったけど』
五条「あ?良いだろ別に」
『てか、特別な関係って、ってうわぁっ、』
急に五条君の肩に担がれる
『五条君!?ごとに』
五条「お前の部屋、先公には言っとくからしっかり寝とけよ」
『あ、ありがとう、でもこの持ち方なら下ろしてくれた方が』
と言うと急に横抱きになる
『!?/////ごっごご五条君!?ここまでしろとは言ってない』
五条「あ?良いだろ別に」
と、私の部屋に入りベッドに私を投げる
五条「へー、、綺麗にしてんじゃん」
『ねぇ五条君、特別な関係ってもしかして幼馴染ってこと?』
五条「えっ?うん」
『はぁ、さっきの言い方だと勘違いされそうじゃん』
もし私と彼がそう言う関係だなんて勘違いされたら、
彼が迷惑だろうに
彼がドアノブに手をかけた時だ
五条「別に俺はお前となら勘違いされても良いけど」
と、出て行った
『!?/////』
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名無し4082号(プロフ) - もう!最高です!!全部にハート押しまくっちゃいましたよ!面白すぎて作者様天才ですね‥!神作なのになぜこんなに読んでいる人が少ないのか!?これからも応援しております! (8月5日 10時) (レス) @page20 id: d8a420e5a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のりまきチャン | 作成日時:2023年7月28日 23時