腐れ縁2

６９話 ページ19

恵「って言うか何その顔」



、、え？ディスりをうけてる？
と一瞬思ったが恵君の目線は上を向いている


ひょっとしてと隣を見ると悟がありえないぐらいいやぁな顔してた


『ちょっ、悟』



五条「いやソックリだなと」




確かに似てるけど顔に出さないでよ




五条「ところで君のお父さんさ禪院っていう良いとこの呪術師の家系なんだけど」



五条「僕が引くぐらいのろくでなしで家出て君作ったわけよ」



小学生にドギツイ言葉を、、




『はぁ、ごめんね恵君、、まぁでも恵君も何もわからないわけじゃないよね？』



『見えるし術式もまぁ分かってるかな、大体4から6歳程度で自覚するものだしね』




五条「で、才能大好き禪院家に売買されるにはいい年だよねまぁ君はお父さんの最高のカードだったってわけ」



五条「ムカつくでしょ？で、そのお父さんなんだけど僕がこ」





はぁ、またこの人は
子供にもう少し言葉を選んで話しを



恵「別に、アイツがどこで何してようと興味ない」




恵「何年も会ってないから顔も覚えてない、、今ので大体話はわかった」




恵「津美紀の母親も少し前から帰ってない、もう俺たちは用済みで2人でよろしくやってるって事だろう」




『恵君本当に小1？お姉さん小1の頃そんな言葉喋らなかったよ』



五条「まぁいいやお父さんのこと知りたくなったらいつでも聞いて？そこそこ面白いと思うよ、んで本題」



、、



五条「君はどうしたい？禪院家に行きたい？」



恵「津美紀はどうなる?そこに行けば津美紀は幸せになれるのか？それ次第だ」



五条「ない、100%ないそれは断言できる」



そういうと少し身構える恵君



五条「ははっOK」



『あとは任せな』



『でも恵君には少しばかり頑張ってもらうけど、』




五条「強くなってよ、僕に置いていかれないぐらい」



悟、、



『じゃあまた来るねﾆｺ』



恵「！」




恵「(だれだ？今、誰かに似てた気が、)」

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