６４話 ページ14
『ﾊｧﾊｧﾊｧ､』
高専内のあまり人が立ち寄らない日陰の、静かな場所
走って走って走って、元々体力はないって言うのに
息はもう切れてる
私は近くにあったベンチに腰を下ろした
これからどうしよう、、謝りに行って、誤解を解いて
でも本当のことは言えないから何か考えなくちゃ
、、、、なんだかもう、
『何でもいいかな、』
夏油「何が何でもいいんだい？」
『、夏油君』
曲がり角から現れたのは夏油君だった
優しい笑顔で私の隣に座った
夏油「あまり驚かなかったね」
『うん、何となく誰かいるのはわかったから』
夏油「Aちゃんって人一倍感覚が鋭いね」
『うん、よく言われる、夏油君もよくこんなところ来たねここベンチと自販機ぐらいしか無いのに』
夏油「丁度飲み物をね」
『そっか』
他にも近い自動販売機あるのに
まぁいっか
夏油「、、、何かあった？」
『、、、』
夏油「悟には言わないよ、、」
ﾋﾟｯ
?あれ、今なんか音きこえた？きのせいか
『えー、ほんとかなぁ』
夏油「言ったら呪術師やめるでどう？」
『それは重いからやめて、、、』
『私さ、五条君のこと好きらしいよ』
夏油「随分人ごとだね、気持ちを伝える気はないの？」
『へへ、、私みたいな平々凡々の女子に告白されても五条君が困るだけでしょ、私もメンタルお豆腐だし』
夏油「硝子の言う通りだねﾎﾞｿｯ」
『何か言った？』
夏油「いやなにも、私は気持ちを伝えてもいいと思うよ」
『うーん、嫌われたくないな、、、さっきも色々あって逃げてきちゃったし、、』
『この気持ちは隠しておくことにするよ』
夏油「そう、残念」
残念って、そんなに振られる姿見たいのか?
まぁそんなことないだろうけど
『ありがとう夏油君、五条君達に謝ってくるよ、じゃあ秘密でよろしくね』
夏油「あぁ頑張れ」
『え?何が、、』
『！！五条、君、』
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名無し4082号(プロフ) - もう！最高です！！全部にハート押しまくっちゃいましたよ！面白すぎて作者様天才ですね‥！神作なのになぜこんなに読んでいる人が少ないのか！？これからも応援しております！ (8月5日 10時) (
レス) @page20 id: d8a420e5a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のりまきチャン | 作成日時：2023年7月28日 23時
