俺じゃダメですか？【弱虫ペダル】2 (ページ3)

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２話ページ3

『え？土曜日？会いてるよ』

元吹奏楽部の友達と後輩の様子を見にいこうと
誘われた
毎年この時期は確かに大会もあるため卒業したOBの先輩がよく来ていた

『分かった、１１時ね』

私は電話を切った

土曜日

友「あぁ疲れた、みんなうますぎる」

『ね〜』

様子を見て来たけど本当に上手くてよく練習しているのがわかった
すごいなぁ、こんな暑いのに

差し入れ少し余っちゃったな
皆結構持って来てたしなぁ、アイス系だから困る

友「余ったアイス自転車部にでも持って行けば？」

『え？』

友「彼氏君だって喜ぶでしょ？それにアイス系は持って帰るのに困るし！ほら行って来なよ」

と、背中を軽く押される

友「いってらっしゃ〜い」

少し戸惑いながらも自転車部の部室の方へ歩いていく
久しぶりでどう入っていけばいいだろうか

『、失礼します』

すると知らない子たちばかり
多分1年生だろうか

すると

？「えーっと、先輩たち今特別メニューでいないんすけど、何か用っすか？」

黒髪の赤い目の男の子
整った顔立ちででもなんだか見覚えがある気がする

、、、新開君の弟、かな？

でも正直失礼だよね、聞くのはやめておこう

『あー、これ、残り物だけど差し入れです、アイスだから早めに食べるか冷凍庫に入れてもらっていい、かな？』

『私のことは、えーっと、、山岳君の方に鈴里が来たって言ってもらえれば、、練習中なのにごめんね？』

『失礼しました』

悠人「あの人、めっちゃ綺麗だったな」