inmの姉は狼と不仲 (ページ4)

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５２話ページ4

『あぁ、最悪、、あんな熱くなってキレるとか私小学生？』

明日、ロウ君には謝ろう

ため息をついた後、ロウ君に握られた手を見る
さっきより赤みの引いた手を見て確かに痛かったけど正直なんだか嬉しかった、痛かったけど

『さっさと帰ろ、、、』

モブ「あ、君めっちゃ美人！」

モブ「俺らと遊ばない？」

、、、典型的なナンパ
漫画とかアニメ以外でこんなナンパ始めてみた

でもさっきの件で落ち込んでて「本当にあるんだなぁ」ぐらいにしか頭が回らずポカンとしている

モブ「ほーら！行こうよ」

そう手を掴まれてからあ、やべと気ずき手を振り払う
案の定いい顔はしない

モブ「大人しくしてろっよ！！」

と殴りかかる
こいや、こちとらカウンセラー！患者様に殴られるなんて日常茶飯事じゃ！！

と身構えていると

次の瞬間ナンパしてきた男の1人がぶっ飛んだ

『エ』

モブ「お、おい！大丈夫か！？」

？「そいつタフだし死なねぇだろ、、知らんけど」

聞き覚えのある声に後ろをバッ！と振り向く
案の定声の主はロウ君だった

逃げていくナンパ野郎どもの背中を見送った後、ロウ君に話しかける

『何でいるの？、、、まぁいいや』

『ごめんね？ゲーム、意地にならずショウ君に教えて貰えば良かったのに変に突っかかって』

そういうとびっくりしたような顔をするロウ君

小柳「いやっ！それは、違うってか、、、おれが手握りすぎたのが原因なんで、、手、大丈夫っすか？」

『うん大丈夫、赤みなんてすぐ引いたし折れてなけりゃ無問題！』

『まぁこの件はおしまい、仲直り成立対ことで決着！』

小柳「軽いっすね、、」

『軽くて結構』

小柳「、送ります」

『んぇ？いいの？』

小柳「また変なのにナンパされますよ、、どうせ変なのしか寄ってこないでしょうけど」

『ねぇロウ君それ嫌味？嫌味だよね？ねぇ？』

と、イラつくAさんを簡単に宥める
この人には変なのしか寄ってこないだろ、、俺みたいな、

まぁ、

小柳「(寄らせる気なんてさらさらねぇけど)」