inmの姉は狼と不仲 (ページ3)

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５１話ページ3

ライ「はぁ、ロウマジ小学生」

星導「アレだね好きな子に意地悪して好きな子が泣いちゃった的な、ガキ」

小柳「うっせぇ、」

ライ、星導「、、、」

ゲーム音以外の音が聞こえなくなりシーンとした部屋になる
さっきまでわちゃわちゃしてたのが嘘みたいに
すると下を向く俺の顔をライが持ち上げていつにも増して真剣な表情で目を向けた
隣にいるるべも手は出さずとも真面目な表情だった

小柳「なっ、何だよ」

ライ「俺、ロウの恋は正直応援してる、姉ちゃんも最近彼氏欲しいとか呟いてたし、姉ちゃんと同期が幸せなら俺も幸せだから良いよ」

ライ「けど、」

ライ「姉ちゃん悲しませるような事はしないで」

小柳「っ！」

顔は上を向いたまま視線を下げる

星導「いつまでそんな弱気でいるつもりですか？あの小柳君ともあろう人が？」

小柳「なんのつもりだよ、」

星導「ヒーローが女泣かせてどうするって話」

小柳「はっ、？」

星導「小柳君はAさんに背向けてたからわからないかもしれませんが、泣きそうでしたよ」

ｯ、マジかよ
俺マジで何してんだ

また下を向く俺にため息が二つ聞こえたその時だ

ﾄﾞﾝｯ

小柳「い"っ！？！？」

蹴られた！？

背中を蹴られ急な痛みに戸惑っていると

ライ「さっさと走る！！！」

星導「昼間だけど変身でもなんでもして良いから」

ライ、星導「絶対仲直してこい」

小柳「！」

小柳「あぁ！分かったよ、マジお前ら雑いよな」

俺は最低限の物だけで走って部屋を出た