初恋の猫に再熱しそう 【孤爪研磨】

４話 ページ6

『ば、バレーゲームですか？』



はぁ、昨日の予感は当たり翌日上司から課された新たなゲーム開発のテーマはバレーボール

最近は日本も強者揃いのバレーボール
盛り上がりはサッカーやバスケなどにも引けを取らなくなってきている競技、というのはわかるのだが


なんせこういうスポーツ系ゲームは難しい
知識やスキルを必要としかつ魔法なんかは入れられない中でプレイヤーをハマらせなければ行けない



今までこの道だけは通らないようにしてきたのに、、



上司「じゃあ今回も期待しているよ、バレーに関して聞きたいことがあれば好きにその線に連絡を取ってくれ」



『はい』


全部投げやりかよ、あーもう
ザビエルみたいに頭頂部から禿げろ



バレー、、いや確かに私の身内にとても聞いて損はない人はいるが今は海外で活躍中


他にそういうツテは、、、



『あ、』


私は思い出してスマホを開く
映し出されたのは昨晩連絡先を交換したばかりの孤爪くん


彼、そう言えば高校時代バレー部のスタメンでうちの高校自体もそれなりに強かったよね


な、何か連絡先交換した初日にこのお願いって少し気が引けるけど、、



私は孤爪くんにバレー関係のツテがある人と知り合いではないか、知り合いならば紹介して欲しいという面のLINEを送ってスマホを閉じた






数日後


いや確かに、確かにそういうツテがあればとは言いました
紹介もお願いしましたが


黒尾「どうも〜私日本バレーボール協会競技普及事業部の黒尾鉄朗でーす」


ここまですごい人紹介されると思ってないよ！！！

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