初恋の猫に再熱しそう 【孤爪研磨】

３７話 ページ38

『うぅぅ泣』


大きい鞄とキャリーケースを持った翔陽を空港で見送る
もう日本を立つらしい


翔陽「な、泣きすぎだろ！！そんな寂し、」



『翔陽がまた海外何て心配で心配でぇぇ泣』



翔陽「なっ！？」


びっくりする翔陽が可愛くて頭をわしゃわしゃと撫でる
あーあ身長伸びちゃったなぁ、私より身長低くて頭だって撫でやすかったのに


『頑張ってね翔陽』



翔陽「！！おうっ！！！！」














翔陽の乗った飛行機を見上げる
晴れて良かったなぁって、飛行機に天気はそんな関係ないか


？「さっすがプロ、滞在期間が短いねぇま、俺もだけど」


私の隣に立ってそういった人
翔陽の知り合いだろうけど声に聞き覚えがなく横を向いた


？「チビちゃんの知り合い？彼女だったりして」


？「かっわいい〜」

え？え？チャラっ
えぇ、黒尾さんも十分チャラいけど系統の違うチャラさ


でもどっかで、、


？「チビちゃんと連絡取れたら伝えてよ」


？「暇ならこの及川徹が相手してあげるからアルゼンチンにおいで、てさ」


『は、はい？』


？「じゃあね！」



へ、変な人だ















帰宅後


『はぁぁ！？お、及川徹さんって』



アルゼンチンのプロバレーボーラーじゃん、、、

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