初恋の猫に再熱しそう 【孤爪研磨】

２０話 ページ22

ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ


社員「お、おい、また楪さんがパソコンとしか向き合ってねぇぞ、、」


社員「し、死ぬんじゃねぇの？」


そんな声が聞こえてくるけど私には大事な使命がある
そう！土曜日に何としてでも休みを勝ち取ってくることだ！

孤爪くんにゲーム誘われたんだよ？どタイプ孤爪くんに
みんなイケメンに誘われたらどこでも行くでしょ


後輩「だ、大丈夫ですか？自分が珈琲こぼしたせいでっ」


と、申し訳なさそうにして私に珈琲とプリンを買って来てくれる後輩くん、とってもいい子


『ううん違うあれはデータ移行できた』



後輩「えっならなんでそんな死にそうな、、」



『後輩くん、、愛だよ』



『私は愛だけで企画書を１週間で書いて通して見せる！！』



後輩「えっあっ、はい」



ちょっと引いたよね？ひどく無い？

まぁでも


『楽しみだなぁ、、』









孤爪side


ﾋﾟｺﾝｯ


夜久「んぉ？誰だ？」


山本「おぉ！福永のパエリアうまぁ！！」


孤爪「とらうるさい」



夜から何でうち集まるかな、俺配信あるって言ってるのに


孤爪「！」


黒尾「お、楪ちゃんじゃん、どれどれ〜」


孤爪「あっちょ」


勝手にスマホを取っていくクロ
プライバシーの侵害でしょ、



黒尾「おまっ！土曜ゲーム誘ったの！？やるじゃん！お父さん泣きそうだよ、お母さん赤飯炊こう」


夜久「そうしますか、まぁまぁ研磨がこんなに積極的に、お母さん嬉しいわ」



孤爪「悪ノリしなくていいから、、」



夜久「で？楪ちゃんはなんて？」



黒尾「えっとぉ？「仕事頑張って土曜休み取れたからゲームやろうね！」だって！」



山本「わざわざ研磨のために土曜休み取ろうと仕事したのか！？」



夜久「おまっ！研磨ぁ！マジでいい子見つけたなぁ！てか高校時代の同級生ならもっと早く見つければよかったのに！」



いや、そんなこと言われても


てか何でこんなに親戚のおじさんみたいなわけ？
酒飲みすぎじゃん、、、


席からスマホを持ったまま立ち上がる



福永「どこいくの？」



孤爪「配信、しずかにしてよ」



「「「「はーい」」」」


絶対嘘だ







in自室


もう一度彼女との履歴を見る



孤爪「俺のために、頑張ってくれた？」





そしたら




、ちょっといい気分だな

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