初恋の猫に再熱しそう 【孤爪研磨】

１７話 ページ19

『かわよ』



するとケーキを切ろうとナイフを持っていた手が止まり、こちらを見る孤爪くん


孤爪「、え？」


『え？』


、、、


『今私なんて言った』



黒尾「かわよ、って」



、やらかしたぁァァァァ！！！！！！


『ごめんごめん！！！いや待って変態じゃないから！あんな感じでありがとう言うとか可愛いなって、、いや変態じゃね？あぁ！でも本当違うから！嫌な気持ちになったらごめんね！？！？』


何言ってんだ私ｯ！！弁解がさらに変態味を増しているようにしか思えないよ！現に孤爪くん固まってるし！！

てか！黒尾さん大爆笑し過ぎじゃない！？



孤爪「いや、驚いただけ、だから」



やばい、、優しい
泣きそう


今喜怒哀楽に羞恥心が混ざったみたいな感情



『あぁごめんね〜！！！本当ごめん！！！』



嫌らわれたっ！？泣くぞ？ガチ泣きだぞ？



孤爪「ふっ、」



『へぁ？』



黒尾「お、」



わ、笑った？



孤爪「やっぱり翔陽と似てるね」



孤爪「おもしろい」



『あ、ありがとう？』


すると肩に黒尾さんの手が置かれる
え？なに？


黒尾「楪ちゃんドンマイ」



『え？』



黒尾「(いやぁ、研磨の次の攻略対象は楪ちゃんかな)」




『(えっなに！？ど、ドンマイって何！？)』

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