初恋の猫に再熱しそう 【孤爪研磨】

１３話 ページ15

『氷袋、ありがとうございました』


血も止まって腫れも引いてきたところで貸して貰った氷袋を黒尾さんに渡す

そろそろ帰ろうと荷物を纏めていたところ


孤爪「もう帰るの？」



『え？あっうん、元々翔陽を送ったら帰る予定だったし友達もいるなら邪魔できないよ、私は休みを快適に過ごそうかな』



孤爪「今日休みなんだ、、ならさこのゲームの裏クリア教えてよ」



と、見せてきたのは私の作ったゲームの中の一つで、裏クリアがめちゃめちゃにムズイと噂のやつ
ネット調べれば多少はでてきそうだけどな



『ネットで調べたりしなかったの？』



孤爪「最近は諦めて調べようとも思ったけど、製作者いるなら聞けば良いでしょ」



『そ、そう』



黒尾「けっ研磨がゲームに女子を誘って、！」



夜久「成長、したんだな泣」



保護者が泣いてるよ
まぁ息子であろう孤爪君はとてもウザがっているけどその反応逆効果な気がするなぁ


リエーフ「楪さんってゲーム会社で働いてるんですか！？」



『うん、一応ね』



リエーフ「すっげぇ、！」



リエーフ君はいつでも目がキラキラしてるなぁ、何か若返れそうだよ、まだ二十代だけどね



孤爪「楪さん、こっち」



『あ、うん』



入ったゲーム部屋は配信部屋でもあるらしく、パソコン以外の機材も多く並んでいる
パソコン近くに行くと２つある椅子の片方のゲーミングチェアに座らせてくれた



『おぉ、』



驚いた、開いたPCからゲームの進み具合を見たところ裏クリアまで結構いい線いってる



孤爪「何？」



『これ結構いいとこまで行ってるよ、何も見ずここまでなんて凄いね』



孤爪「本当？ここから実は止まってて、この選択肢の部分がわからなくて」



『あぁ、これはさっきのルートを、、』



ﾊﾞﾝｯｯ


『ﾋﾞｸｯ』



？「よぉ！研磨！！！遊びにきてやっ、た、、ぞ？」



扉が開き入ってきた声にびっくりする
でも彼、、確か



孤爪「虎うるさい」



山本「び、、びびび」


？


山本「美人な女性がいるぅぅぅぅう！？！？！？」












『はぇ？』

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