初恋の猫に再熱しそう 【孤爪研磨】

プロローグ ページ2

「えっ！Aこれたのー！？やったぁ！！」






ある居酒屋の一室、同窓会で貸切になったその場所では数年会わなかった分積もる話もあるようで、皆飲めるようになった酒を片手に語り合う





私の隣にも今でも連絡を取り合う仲である友人が声をかけてきた、私がきたのが意外だったのだろう





「彼氏から許可もらったの！？よくやったねぇ、」






『あー、いや、、別れた』





「、、えぇ！！？？同窓会来たすぎて！？」





『いや違うから、、普通に振られた』






「わ、悪いこと聞いちゃったね、、」





あーあ気まずい
この雰囲気やだなぁ、、



そう思いながらジョッキを口に進める
するとガラガラと店の戸が開く音がした、途中参加？





「え！あ！孤爪くんじゃない！？懐かし〜！！」




私は別に興味ないはずなのに初恋相手、やっぱ気になるもので横目で通り過ぎる彼をチラリと見た




日焼け知らずの肌に、釣り上がった猫目、高校の時より伸びた髪をハーフアップにして現れた彼は






『もろタイプ、、ﾎﾞｿｯ』







私の全てに刺さりました

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