inmの姉は狼と不仲

４１話 ページ43

『うまぁ！まってこのパスタまじ美味しい』


来たカフェのパスタうますぎてヤバい
リピ確定
私はトマト系のパスタ
ロウ君はクリーム系のパスタを注文した

『ロウくん一口食べる？めっちゃ美味しいよ？』



と、お皿を差し出す
すると「じゃあ」と言ってフォークで巻いて口へ運んだ
普通に美味しかったみたいだから良かったよ


小柳「、食べます？」



『いいの？じゃあ貰おうかな』



と、自分のフォークを持った時だ


ﾊﾟｸｯ


『んぐっ』


口の中にはクリーミーなソースが広がり、すぐにロウ君のパスタだとわかった
そして次に分かったのは



『！？/////』



ロウ君のフォークだと言うこと
そしてそれをロウ君が私の口に突っ込んだのだ


私は味わう余裕もなくさっさと噛んで飲み込んだ



『ろろろロウ君！？何急に！？わっ私自分で食べれますけど！？』




小柳「まぁ良いかなって」



『君分かってやってるわけ！？良いの！？』



俗に言う間接キスに値するよコレ！！
君性格はたまにあれだけど普通にイケメンなんだよ！？

、、、疲れてる？



『えっロウ君お疲れ？』



小柳「は？」



『じゃなきゃそんな奇行に走らないでしょ』



ヒーローも配信者も夜遅くまで活動すること多いし寝不足はあり得る、、今度休ませる、？



小柳「親しい仲ならあんま気にしないですよ」



ﾎﾟｶｰﾝ

空いた口が塞がらないとはこのことか
彼は根っからの天然なの？え？
ま、まぁロウ君が気にしてないなら気にすることないか



『じゃあ私はロウ君と親しい仲なんだね？良かった、嬉しいよ』



小柳「！？///」



『ねぇ君ウブなのウブじゃないのどっちなの！？』

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