腐れ縁 (ページ10)

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１０話ページ10

帰り際

家入「Aじゃんどうかした？」

靴を履き替えたところで硝子ちゃんに会った
少し挨拶をすると後ろから五条君がきた

『、』

機嫌悪そうだな

まぁ仲が良いわけじゃ無くとも１２年も彼を見ていたら
彼の機嫌の良き悪きなんてわかってくる

てか、彼の場合結構分かりやすいので１２年とか関係なく分かる人もいる

あまり話しかけないようにしよう
悪化させて嫌われたくないし

『ちょっと書類渡しに任務帰りに立ち寄った』

家入「あーお疲れ」

『じゃあ行くねまた連絡する』

家入「はいはーい」

と、話を終え歩き始め
五条君の横を気まずそうに早めに通ろうとした時だ

五条「なぁ、」

『うぇ？』

少し通りかかったところで話しかけられて後ろを向く

『な、何？』

五条「じゃあな」

『え？あ機嫌良かった？』

五条「はぁ？」

やばっ

『あ、じゃあね！』

と足早に門を飛び出した

五条side

、、、機嫌悪そうだったか？

最近になって話しかけてる理由は、まぁ
今まで喋ってこなかったしなっていう程度だけどな

夏油「彼女もう言ったかい？」

五条「え？あぁおう」

夏油「彼女とは話が合いそうだったよ、じゃあ私は任務だから」

五条「マジかよ」