腐れ縁 (ページ37)

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３７話ページ37

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

『ただいま〜』

母「おかえり〜！」

家は、どちらかというと和風だけど2階建てで一階が和室、2階が洋室な作り

家に入ると母が明るく声をかけてくれる
多分昼間に帰ってきたから父はまだ仕事だろう

巴「！お姉ちゃん帰ったの！？」

千歳「ほんとだぁ！」

『何？嬉しくないの？』

巴「いや嬉しいけど生きてるなぁって」

一応呪術の事については家族には話しているけれど
そうも簡単に受け入れられるとなんとも言えなくなる

千歳「ね！身体に穴空いたりしない？」

『グロテスクな事聞くね？うん、こないだあいた』

それから数時間して父も帰ってきて久しぶりに家族団欒というものを楽しめた

夜

『私コンビニ行くけどなんかいる？』

巴「アイス」

千歳「私も〜」

『んー』

コンビニ帰り

あれ、そう言えば竜舞ちゃんがなんかプレゼントくれるとかなんとか言ってたな、まぁいっか

そう思い家に帰ると

巴「いや！離してよっ！」

『巴っ！？』

何人かの男たちが巴を引っ張る
父も母も千歳も恐怖の表情を浮かべている

すると1人の男がこちらを向いた

？「なに？ようはこっちなんだ悪いね」

誰だコイツ、

従者？「呪力も少ないですがまぁまぁ、顔も運動神経もそこそこで申し分ないと思いますが」

と、従者？か何かの人物が話す

なんのこと？

従者？「竜舞様に取って代わる人材では」

！？

『まってどういうこと！？』

？「なに？手離してくれる？」

このっ、ボンボンみたいな格好して

従者？「失礼だぞお前っ！この方は禪院家の分家、禪三寺様だぞ！」

、、、誰だっけ、確か夏油君から聞いたな

『あー！あの弱い時期当主の！！、、、あっ』