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23話 ページ23

夏油「悟っ!」



五条「問題ない」




五条「術式は間に合わなかったけど羽鳥が俺を動かしたおかげで内臓は避けたしその後呪力で強化して刃をどこにも引かせなかった」



『ごめん、本当だったら刺されるのを阻止したかったんだけど、しくじった』



五条「んや、俺に術式使ったのはイラッとするけどお前のおかげでなんとかなった、お前と傑は先に天元様んとこ行っとけ!」



『!わかった!』



私達は理子ちゃんを連れ天元様の元へ向かった



、どうしてあの人が



夏油「Aちゃん、理子ちゃんに術式をかけてくれないか?」



『え?』



夏油「何かあった時にすぐ理子ちゃんを動かせるように」




『わかった、』



私は1番反応しやすい額部分に印を書いた




『30分もすれば消えるから、少しだけ我慢してね』





理子ちゃんと黒井さんが最後の言葉を交わす






夏油「Aちゃん、少し気になっていたんだがその袋の中は?」




聞かれたのはずっと持ち歩いていた大きめの袋
高専に来てから肌身離さず持っていたものだ



『これは全部呪具だよ』


袋の中を見せる


中には大量な準一級以上の呪具の数々



『私の術式は敵に対して直接の攻撃はできないから』


夏油「!全てに印を?」


『大丈夫、まだ時間的には待つはずだから』





本殿



夏油「同化までは天元様が守ってくれる」



夏油「それか、引き返して黒井さんと帰ろう」






天内「え?」



夏油「任務前に話していたのさ」









任務前


『同化を拒んだら?』



五条「そりゃあ同化はなしだ



夏油「良いのかい?天元様と戦うことになるかもよ?」



五条「ビビってんの?」



『まぁ、2人ならなんとかなるんじゃない?』











夏油「私達は、最強なんだ」

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作者名:のりまきチャン | 作成日時:2023年5月29日 10時

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