腐れ縁 (ページ14)

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１４話ページ14

『ねぇ五条君、もう始まってるぽいけど』

来たばかりだというのにホテルらしき建物の一角がすでに
爆発している

五条「手分けしてさっさとやるぞ」

『ん、』

天元様と星漿体が混ざることが許せない宗教かなんかの
馬鹿どもが星漿体である天内理子ちゃんを襲っているらしい

信仰している天元様が死なないための延命器具といっても過言ではない星漿体を壊す意味なんて私には到底分かりそうもないなと心底思った

私は紙袋を被ったQだか言う集団の一部を死なない程度に
して草むらに放り投げた

すると五条君から写真が送られてきた
ボッコボコにされた隊長らしき奴をバックにニッコニコで
ピース作ってる五条の自撮りだ

なんかかわいそうになってくるな

私も少しして五条君たちの元へ合流した

ホテル内

『その子が天内理子ちゃん？』

五条「多分そうだろ」

五条君が助けたのだろう、適当だが横抱きに天内理子ちゃんを抱えている、まだ眠っているみたいだ

すると

『あ』

ゆっくりと大きく丸い青い瞳の目が開かれた

五条「お、起きた」

大丈夫？と声をかけようとする前だった

ﾍﾞﾁﾝｯ

その瞬間大丈夫と声をかけるべき相手が変わった

なんと天内理子ちゃんが五条君の顔に綺麗にビンタを
くらわせたのだ

流石に五条君にビンタする人は見たことなかったので結構
衝撃的な絵面だった

『えっ、えっと、大丈夫？』

夏油「ﾌﾟｯw」

五条「このガキ、」

天内「下衆めっ！妾を殺したくばまずは貴様から死んで見せよっ！！！」

結構濃い子だな