腐れ縁 (ページ1)

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１話ページ1

私は多分、大体普通の人間だと思う

特技は空気を読む事で

苦手な事は目立つ事

頭は別に良くなくて

運動も、、まぁ、人並み程度

普通じゃないことと言えば呪霊が見えることぐらいの
平々凡々の私だがこの度親の勧めもあり
京都にある呪術高専に進学することを決めた

友「Aはどこの学校だっけ？」

『あー、京都の方の宗教系の学校』

友「あー、遠いね悲しい、でもなんでまた京都の宗教系の学校なんか」

『親戚の家が近くてさ、偏差値丁度いいし』

ごめん嘘だわ

親戚の家なんて京都にないし
てかそもそも寮住まいになる予定

友「そっか！」

東京にも呪術高専はあるらしいけど
正直言って同級生とかに会うのはちょっとめんどくさい

なのに友達できるか不安なの矛盾してるよね

ふと横を向くと五条君が寝ていた
彼とももうおさらばだ

保育園の頃から中学３年生までクラスが変わらなかった彼
別に仲良くもないしなんなら喋った事なんて数えるほど
しかない

いわゆる腐れ縁と言うやつだ
いや、あっちは腐れ縁ともなんとも思っていないかもしれない、てかあんなイケメンが私のことを視界に入れているとは全く持って思わない

羨ましいと言われるけれどもし彼が幼馴染だったら
それも良かったかもしれない

長年一緒にいたからと言って仲良くなる訳ではないのだ

数週間後､卒業を終えた私は京都へ立った

羽鳥 A

16歳

身長 159.4

体重平均

容姿

黒髪の外はねボブ
黒い瞳

性格
まぁまぁな人見知り
人間関係はうまくやる
気を使って生きるのは当たり前
友達関係は狭く深く

術式
印操呪法

印をつけた物、人など全てに干渉し
自由に操ることができる。効果は最大30分
人数に制限はないが頭パンクしそうになる

その他
準一級呪術師
メンタル弱め