腐れ縁３

１１１話 ページ11

『あ、一年生任務か、』



一年生の教室、野薔薇ちゃんに少し用があって来たけど
任務で居ないみたいだし、夏油君も悟も出張中だよね



？



『って、虎杖君、任務の資料置いて行ってるじゃん』



私は虎杖君の机にあった任務資料に目を通した



『は？』



特級呪霊？生死不明の5人の救助に一年生3人、、？


虎杖君は宿儺の器、、、そういえば悟が無理言って死刑を延長させたんだった
上のお爺ちゃんがそんなのはい良いですよなんて二つ返事でOKするわけがない



潰しにかかってるんだ






『行かなきゃ、』




2人の大事な生徒は、絶対に死なせない、



















ここ、か


みるからに重々しい雰囲気の建物



伊地知「！？羽鳥さん！？何でっ」



『伊地知君、私は悟の生徒を守りに来たの、話は後で聞くから、』



伊地知「っ、すみません、」




、、



私は建物内に入った




虎杖君がまだ宿儺を出していなければまだ勝算はある
特級か、厄介だな



しかも、不完全領域
完成した領域だったら一年生全員死んでたな


ま、生きてるかわからないけど




『！呪霊の気配！！』



『あと、虎杖くんか』






私は呪霊のいるであろう部屋の扉を強く開けた

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