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強くなる ページ5

これは、Aがオリオン号に来て少したったある日のこと。


『ねぇ、チャンプ、スパーダ
私にもハミィちゃんと同じように特訓してくれない?』
「?おぉ、どうした
Aは我輩たちに特訓して欲しいのか」
『うん だめかな?』
「いいや、特訓くらいいくらでもしてやる」

そう言うと、チャンプは笑いながらAの頭を優しく撫でた。

「うん、チャンプの言う通り、特訓くらいいくらでもしてあげるよ
でも、急な話だね」

スパーダは、自分の言葉でAの顔が少し暗くなったのを見逃さなかった。

「なにか、あったのかい?」
『ううん、昨日今日で何かあったわけじゃないの
ただ...』

Aは星を追われた時のことを思い出していた。スティンガーに守られてばかりで、看護師をしていたにも関わらず、目の前で死んでいく人たちを助けることが出来なかった。そのとき、思い知らされたのだ。このジャークマターに支配されている世の中では、看護が出来るだけではダメなのだと。ジャークマターに対抗出来るだけの、強さが必要だと。
Aは2人をまっすぐに見て言った。

『ただ...もう、目の前で人が死んでいくのを易々と見送るだけの人ではいたくないの
だから、強くなる
そのために、2人に特訓をしてほしい
どんなに厳しくたって、絶対弱音を吐いたりしない
だから、お願いします』
「Aちゃん」 「A」

チャンプとスパーダはAの決意に満ちた瞳をみて、決めたのだ。彼女が、強くなるサポートを全力ですると。そして、彼女の前で絶対に人が死なないように、自分たちももっと強くなろうと。

その後、Aはハミィと一緒にチャンプとスパーダの特訓に参加することになった。Aは、最初に言っていたとおり、どんなに厳しくても、弱音を吐かず努力し続けた。

―――――――――
読んでくださってありがとうございます。ちょっとだけ、再開に繋がる部分があるかんじですね。書いていて思ったのが、チャンプの口調がだいぶ迷子ですね。大丈夫でしょうか?笑
おかしい所があれば教えてくださいね。
今日のをみて、思いついた話です。
楽しんで貰えれば、幸いです。では、また、次の更新のときに。

笑顔→←再会を書き終わって(筆者より)



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設定タグ:宇宙戦隊キュウレンジャー   
作品ジャンル:恋愛
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零∞(プロフ) - なぐささん» レスありがとうございます! 分かりました!ゆっくりと楽しみにしています♪笑 (2017年3月20日 10時) (レス) id: 69fc264db9 (このIDを非表示/違反報告)
なぐさ(プロフ) - 零∞さん» コメントありがとうございます。ナーガ良いですよね。一応はナーガとの展開を考えているので、ゆっくり書いて行こうかなーと思ってます。更新頻度は低めとなりますが、ゆっくりと待っていただければと思います。 (2017年3月20日 9時) (レス) id: 733d84188b (このIDを非表示/違反報告)
零∞(プロフ) - 初コメ失礼します! うちもキュウレンジャーが好きで、ナーガさんが1番好きです! ナーガさんとの展開があるかな~と期待しています! 更新頑張って下さい! (2017年3月20日 8時) (レス) id: 69fc264db9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なぐさ | 作成日時:2017年3月17日 18時

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