トッケビ【JK】 (ページ31)

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恐怖とありがとうページ31

YG「そりゃ死ぬに決まってんだろ」

『死ぬの？』

YG「不死身から解放される為にトッケビは花嫁を探すんだよ」

ジョングクの嘘つき。何が1番かっこよくなるだよ

YG「知らないで剣でも抜こうとしたか？」

『どうしようユンギオッパ。私、ジョングクの剣抜くなんて、そんなの出来ない』

YG「じゃあ出来ないって言え。お前が無理にやる必要ねぇよ。それでもなんか言ってきたら俺んとこに来い。分かったな？」

『はい』

YG「泣くなよ」

ユンギオッパが顔に手を添えるけど何の感覚もない

YG「笑え。

今からあいつんとこ行くんだろ？

俺じゃもうお前を守ってやれないからな。

涙も拭けない。だからあいつにしっかり守ってもらえ。

分かったな？あのクソ研究員がいなくなるまで無事でいろよ

ごめんな。先に逝っちまって」

『オッパ…そんなこと言われたら、涙止まんないですよ』

私はちゃんと涙を拭って笑った

YG「笑った方がお前は可愛いよ」

『ありがとうございます』

今ぐらいは素直に受け取っておこう

TH「Aまた会おうね絶対無事でいてね。ここで待ってるからね」

涙を流しながら言われるとなんだか永遠の別れみたいじゃん

『わかりました。また明日会いましょう』

私は涙を拭くとマッチを取ると火を吹き消した

JK「準備できた？」

『うん。じゃあ今までお世話になりました』

そう言って頭を下げた

扉を開くとそこは一面花畑だった

JK「綺麗でしょ小さい時よく来てたんだ」

『本当に綺麗』

JK「A」

『何？』

いきなりジョングクに抱きしめられた。
前にもあったなぁこんなこと

JK「怖い？」

『怖くないよ』

JK「俺は怖いよAがいなくなったらどうしようって考えたら怖い」