トッケビ【JK】 (ページ11)

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傷つけた、傷ついた。ページ11

『おはようございます』

YG「うん」

何でこの人は幽霊になっても朝に弱いんだろう。
幽霊って寝ないよね？

『ユンギオッパ、ちょっと相談したいことがあって』

YG「なんだ」

『実は、会社の同期がトッケビだったんです。わたsYG「本当か」はい』

ユンギオッパは何かを考え込んでいるのかフリーズしてしまった

TH「今の本当？」

『げ』

TH「どうして教えてくれなかったの！知り合いなら呼べるでしょ！」

『連絡先も知らないのに何回もいきなり呼べませんよ』

あれ強制召喚なんだから

これ以上ここにいると面倒くさくなる気がしたから急いで家を出る

YG「前に言ったこと忘れてないだろうな。気を付けろよ」

『…はい』

ああ神様。私は精霊であるトッケビに呪われてしまうのでしょうか。アーメン

...

JK「おはよ『おはようございます』

やばい、今のは余りにもあからさまだった
失敗した消される

JK「あのさNJ「Aちょっといいか」

『はい！』

ありがとうございます課長。心の底から感謝します

ジョングクには申し訳ないけど私の寿命が少しでも長くなるので感謝

『え』

課長の呼び出しから戻るとご丁寧にデスクに仕事終わりに集合と書かれた付箋が貼ってあった

...

『お呼びでしょうか』

JK「間違いなくお呼びですね」

『ですよね』

昨日と比べるととても綺麗になっている書庫の片隅に2人で腰掛ける

JK「昨日から避けてるよね俺のこと。何で？」

またストレートに聞いてくるね

ジョングクの熱すぎる眼差しから逃れられそうもないし私は正直に全部話すよ

『…知り合いがトッケビといると呪われるって』

JK「…どういうこと？」

『私、トッケビ見えるくらい霊感が強いからそういう人がトッケビと関わると特に呪われやすいって』

JK「俺がAを呪うってこと？」

『うん。そう…だね』

JK「だからその人の言葉信じて俺を避けてたの？」

ジョングクが発する言葉は静かだけど確かに怒りを感じる

『うんごめん。でももう気づいた。ジョングクってそんな人じゃ、』

JK「遅いよ」

『え？』

JK「遅いよ。俺もう傷ついたんだもん…ごめん。ちょっと今は顔見たくない」

『ちょっと待って』

扉を開いて出て行こうとするジョングクを追いかける

『ジョングク待って！』

『え？』