紅白頭の男子 ページ12
すると誰かに強く押されて転びそうになる
貴(ヤバイ。この調子で転んだら、本当に踏み潰される！！！)
そう思い、強く目を瞑ると
いつまでたってもその痛みはこなかった
何故だろうと上を向くと
入学初日にぶつかった、紅白頭の男子が体を支えてくれていた
？「大丈夫か？お前」
そう聞かれ、答えようとすると、より一層強い力で押される
貴「うわ！」
でも、その紅白頭の男子が衝撃を僕にこないように庇ってくれた
すると上からエンジン音が...
何事だと思い、もう一度顔を上げると...
ガタイの良い男子が出口の壁に捕まって
？「大丈ー夫！！
ただのマスコミです！！
なにもパニックになることはありませ
ん、大丈ー夫！！
ここは雄英！！最高峰の人間に相応しい行
動をとりましょう！！」
その言葉に安心したのか、生徒達は逃げる事をやめ安堵の声を漏らしていた
多分ヒーロー科の生徒だろう
勇気があるな、と思いながら助けてくれた男子の方を向き
貴「あっ、あの、助けてくれてありがとうございます」
助けてもらったので、お礼の言葉を言おうと相手の目を見て笑顔で言う
あぁ、ここで本当に、本当の笑顔が出せたらよかったのに...
？「ん？あぁ、大して気にしてねぇから大丈夫だ。それよりお前は怪我してないか？」
貴「あっ、はい。
あの」
？「？、なんだ？」
貴「お名前お聞きしても良いですか？
助けってもらったのでお礼をしたいんです
が...」
いや、これは下心があるわけではない
ただ、純粋にお礼がしたい...
轟「俺は、轟 焦凍
後、礼はいらない。人として当然のことをしただけだ。お前は？」
貴「え？あ、ぼ、わ、私は然野 琉香です。
助けてくれて本当にありがとうございました。それじゃあ、僕はこれで」
名前を聞いた瞬間、一瞬フリーズしてしまった
だって、轟って
No.2ヒーローエンデヴァーの確か苗字…だった筈…
と言うことは、あの人はエンデヴァーの息子？
て、言う事は轟君も僕と同じ…
貴(いや、考えるのやめよう…)
轟君が僕と同じなんじゃ無いかと思ってしまって少し親近感が湧いて湧いてしまった…
本当は、こんな事思っちゃいけないのに…
でも、あの子は僕とは違うみたいだ…
ちゃんとした夢を持っている…
だから…君は、自分の親の言う通りにはならないんだね…
羨ましいや……
そうして、マスコミ事件は幕を閉じた…
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琉香(プロフ) - コメントありがとうございます。まだ、オチは決まっていないので、他の方の意見も入れながら考えて見たいと思います。 (2018年11月3日 12時) (
レス) id: c62ee09dad (このIDを非表示/違反報告)
さかりん - できることなら、心操オチがいいです。 (2018年11月3日 11時) (レス) id: e36dece562 (このIDを非表示/違反報告)
琉香(プロフ) - ありがとうございます。そこまで褒めていただくなんて思ってもいなかったのでとても嬉しい限りです。これからも、皆様が喜んでもらえるような作品を作って生きたいと思いますので、応援よろしくお願いします！！ (2018年10月1日 9時) (レス) id: c62ee09dad (このIDを非表示/違反報告)
@千支狼(プロフ) - すごく面白いです！私とは違い、文才能力豊富で羨ましい限りです（笑）黒狐さんの作品拝見させてもらってます！こんな神作品を読ませてくださり嬉しいです！これからも応援してます！ (2018年10月1日 8時) (レス) id: 3b8875bc93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狐 x他1人 | 作成日時：2018年8月15日 2時
