第5話 ページ11
｢ママ、何言ってんの？｣
｢結月っ、向こう行って！｣
｢ママじゃないじゃん。｣
結月ちゃんは紹子さんの静止を無視し、船内に入ってきた。
｢ちょっと…今なんて？｣
｢ママはやってない。私がやった。｣
甲本さんが聞き返すと、結月ちゃんは悪びれた様子もなく言い放った。
｢結月ちゃん、どういうこと？｣
｢私がパパに嘘ついて、血の着いた船に呼んだの。あっちの船で遊ぼうって。｣
『どうして…？』
｢パパを殺すため。｣
紹子さんは必死に誤魔化そうとしているが、結月ちゃんの様子からして嘘はついていなさそうだ。
『結月ちゃん…自分が何言ってるのか、わかってるの…！？』
私は思わず立ち上がり、結月ちゃんの肩を掴んで揺さぶった。
結月ちゃんのポケットから、私が預けたキーホルダーが落ちる。
｢私は皆と同じことしただけ！Aちゃんだって、皆のためにゴーレム殺すでしょ？私もママを守るためにパパを殺した。何が違うの？｣
『え…』
思わぬ反論に言葉が詰まる。
｢でも、正しいことではない…！｣
甲本さんが私の代わりに口を開いた。
｢正しいってなに？じゃあどうすれば良かったの！？わかんないよ！！｣
紹子さんは、結月ちゃんがこんなことをしてしまったのは自分の責任だと言った。
｢どうか、私がやった事にしてください。｣
そう言って床に頭をつける紹子さんに、間宮さんが頭を上げるように促した。
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あお(プロフ) - コメント失礼します。��or�△�、私的にミンジュン君が噛まれず主人公ちゃんが噛まれるっていうのもいいなって思ってます！毎日楽しみにしてます！この作品すごく好きなので何度も何度も読み返してます！！笑 (2021年3月1日 17時) (
レス) id: a4e0d9fce2 (このIDを非表示/違反報告)
愛理(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます。ミンジュンのお話は初めてで、なすび丸さんのこの小説と出会えた時すごく嬉しかったです。私も7話死ぬほど泣きました。翌日二重が一重になってしまいました。今でも涙が止まりません。頑張って一緒に乗り切りましょう(;_;) (2021年3月1日 15時) (レス) id: e8a3e97b57 (このIDを非表示/違反報告)
流華(プロフ) - �，鬚�願いします！ (2021年3月1日 15時) (レス) id: 55a71b65f6 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - �，鉢◆⇔省�みてみたいです、、 (2021年3月1日 15時) (レス) id: 3ed687a5aa (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 初めてまして！いつもこの作品が大好きで、夢小説の中でも�，離魯奪圈璽┘鵐匹砲覆辰突澆靴い任后�夢主ちゃんとミンジュンくんを幸せになって頂きたいです！(>ω<。) (2021年3月1日 13時) (レス) id: f86f308459 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なすび丸 | 作成日時：2021年2月15日 1時
