情報屋のヒーローアカデミア番外編的なやつ (ページ6)

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リビングの扉の前に立つ
中からは騒がしい声が聞こえてくる…
と、言いたいがそんなことはない
声が聞こえるどころか、不穏な空気が立ち込めている

『…やっぱりやめない？』

怖いからさ、ね？

アグリズ「黙れ」

『ハイ』

扉の先よりもアグリズが怖い

ｷﾞｨｨと扉が開かれた
中にいる悪魔たちは、私の知っているヒトのみ
彼らの視線は私たちに向けられる

『Hello everyone!!!!
みんなのアイドル！
女主ちゃんのおかえりだよ！！』ｷｬﾋﾟｰﾝ☆←

アグリズ「キモッ」

『は？』

人が盛り上げようとしてんのに落とすのやめて？

みんなはポカーンと私たちを見ている
もしかしてこれすべった？

『…もっかいやり直すワ』

そう言うと、アグリズは大爆笑
いてこますぞ我！！！

戻ろうとする私の腕をジズテが掴む

ジズテ「！触れる」

『触れんかったら意味ないじゃん』

ジズテ「本当に、女主なのか？」

『イエスイエス。女主だよ！』

ここからは説明しなくてもわかるかな

みんなは大泣き
私に抱きつく
アグリズはマリアちゃんと話してる

私、愛されてたんだ
みんなは私の家族だから…

ちょっと不安だったけど、やっぱりこの時間が幸せで
私の生きる意味なんだなって思えた