情報屋のヒーローアカデミア番外編的なやつ (ページ13)

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私の思うヒーロー像ページ13

『私は…正直わかりません
どんなヒーローになりたいとか、そう言う考えはありません
ただ、どんな人にも差別なく接することのできる世界になれば良いと思っています
"どんなヒーローに"と言うより
"どんな世界に"するかを大事にしたいです』

どんなヒーローになっても、世界は変わらない
どんなに優しいヒーローいても
どんなにかっこいいヒーローがいても
世界は変わることなく進んでいく

だったら私は
ヒーローになって知らせたい
"ヒーローは誰でもなれる"
"個性が全てではない"と…

大事なのはなに？
個性という力？
天才的な頭脳？

いいや、そんなものはいらない
あることに越したことはないが、
大事なのは心だ

それを私は知らせたい

校長「…合格なのさ！」

『！』

校長「おかえり、血操さん
君はやっぱりヒーローになるべき人材だ！」

『ありがとうございますっ…！』

おかえりという言葉に目頭が熱くなる

相澤「じゃ、血操は新学期から来るんだな
寮はどうする？A組は全員いるが…」

『もちろん寮生活です！』

みんなと過ごす時間を、少しでも多く持ちたい

相澤「わかった。こっちで準備しておくな」

『はい！』

相澤「それと血操、」

『？』

相澤「おかえり」

『！ただいまです！！』

相澤先生は少し微笑んで言ってくれた
この世界の人は暖かい
この世界の人は美しい

マリアの言うことがよくわかるよ

相澤「お前は遅れを取ってるから
2年生では大変だろうな」

『…頑張ります』

現実を教えないでほしかった