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ドゴォン

『っエーフィ!』

まさかここまで押されるなんて…
エーフィがやられそうだ
レッドの方もリザードンとピカチュウしか残っていない
いや、やるんだ

お兄ちゃんを助けなきゃ

ナル「前のボスはこの二人に負けたのか?
案外弱いんだな」

舐めてんな???
お兄ちゃんふざけてんな???

てかほんとにお兄ちゃんか?
なんか口調おかしくない?
記憶ないから?

『エーフィ、サイコキネシス!』

相手のポケモンは技を避ける
サイコキネシスはそのまま奥の壁に当たった

ピシ

…なんの音?

何かにヒビが入る音が聞こえた
かと思えばお兄ちゃんは顔を歪めた

ナル「っ」

………奥になにかある…?
そういえば、さっきなにかが光った気が…

『レッド、リザードンで炎を出してくれない?!
あいつらの奥の壁に向かって!!』

レッド「リザードン、かえんほうしゃ!」

奥が炎によって照らされた
その奥は布で隠されていたようで
炎で布が燃えてしまった

ナル「っくそ!」

『………は?』

なに、あれ…?

青く光る装置が置かれている
一体何の機械だろう

そう言えば、さっきあれにヒビが入った
それでお兄ちゃんは頭を押さえた

あれを壊せば、お兄ちゃんは元に戻る…?

『エーフィ、あの機械に向かってサイコキネシス!』

ドォンッ

ピシ

ナル「っ」

『壊れるまで攻撃して!サイコキネシス!!』

その様子を見たレッドはリザードンに指示を出す

レッド「つばさでうつ!」

ピシピシッ

ナル「やめろっ!!!」

頭を押さえているお兄ちゃん
頭痛がひどいのか、膝をついた

『エーフィ、ムーンフォース!!!』

ピキッパリッ

パリンッ

壊れた!!!

ナル「あ"あ"あ"あ"!!!!!!」

彼の叫び声が響く
他の下っ端たちはいつの間にか逃げていた

『っお兄ちゃん…!』

彼の目がこちらを向く
ただ、私の方をジッと見つめている

ナル「_____…」

え?

ナル「…に__」

よく聞こえない

私はお兄ちゃんに近づいた

ナル「逃げてッ!!!」

え、?

ガダガタガタと地面が揺れる
さっきの装置が壊れた振動で洞窟が崩れ出したのだ

はやく逃げなきゃ…

『エーフィ、彼を浮かせて!』

レッドと一緒に走り出す
早く出なきゃ生き埋めにされる

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カフェオレさん(プロフ) - ムーエさん» ポケモンめちゃ楽しいですよね!一気読みしてくれてありがとうございます!!投稿頑張ります! (3月16日 18時) (レス) id: 6a0a87e5cc (このIDを非表示/違反報告)
ムーエ(プロフ) - 続編まで一気読みしましたっ!! 最高におもしろいです! 前編最後に会えてよかった… ポケモン最近ハマってるのでめちゃめちゃ嬉しいです 後編も楽しみにしてます! (3月15日 23時) (レス) id: 6043f1190f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カフェオレさん | 作成日時:2024年3月11日 7時

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