マキマさん似の少女、大正時代へ転生する【鬼滅の刃】【チェンソーマン】

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「飯だ！飯だァ！！！」

「邪魔だどけ！！あの娘は俺が喰うんだ！！！」

「早い者勝ちだァァァ！！！！」

うるっさ
鬼ってなんでこんなにうるさいんだろ

『支配の呼吸 弍の魔 蛇絡八方』

これは囲まれた時に使える技
私の周りに群がっていた鬼は一瞬で消えてしまった

『静かになった』

あーあ
これからどうしようかなぁ
炭治郎と行動するのが1番良いよ
主要キャラにも会えるし

でも任務は任務
いつでも一緒にいれるわけじゃないし

ま、いつか会えるよね

・

・

・

そろそろ炭治郎と手鬼が遭遇してるかな
えーと、場所は…

『………』

こっちか

いやぁ、支配の悪魔ってすごいね
周りの動物を支配すれば周囲がよく見える

さすがはマキマさん

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝｯｯｯ

わー、なんかすごい音が聞こえるなー
多分手鬼が暴れてるんだろうなー

うるさいんだけど

手鬼「うァァァァァ！！！
年号がァ、年号が変わっている！！
まただ！！また俺がこんな所に閉じ込められている間に！
許さん、許さん！！！！！！
鱗滝め、鱗滝め、鱗滝め、鱗滝めェェェ！！」

相変わらずデカいなぁ

炭治郎「どうして鱗滝さんを…」

手鬼「知ってるさァ、俺を捕まえたのは鱗滝だからなァ
忘れもしない47年前
アイツがまだ鬼狩りをしていた頃だ
江戸時代慶応の頃だった」

「嘘だ！そんなに長く生きてる鬼はここにはいないはずだ！
ここには、人間を2.3人喰った鬼しか入れてないんだ！
選別で斬られるのと鬼は共喰いするからそれで…」

手鬼「でも、俺はずっと生き残ってる
藤の花の牢獄で50人は喰ったなぁ、ガキ共を
10、11、お前で12だ」

まぁ錆兎と真菰ちゃんは私が救ったもんね
それめっちゃ根に持ってたよね手鬼くん

炭治郎「何の話だ？」

手鬼「フフフッ、俺が喰った鱗滝の弟子の数だよ
フフフッ、アイツの弟子はみんな殺してやるって決めてるんだ」

手鬼「鱗滝の弟子で印象に残っているのは二人だな
あの二人、珍しい毛色のガキだったな
一番強かった。宍色の髪をしてた。口に傷がある」

手鬼「もう一人は花柄の着物で女のガキだった
小さいし力も無かったがすばしっこかった」

手鬼「その面、目印なんだよ
その狐の面がな、鱗滝が彫った面の木目を俺は覚えてる
アイツがつけてた天狗の面と同じ彫り方」

手鬼「厄除の面とか言ったか？
それをつけたせいでその2人以外は喰われた
俺の腹の中だ。鱗滝が殺したようなもんだ」

手鬼「これを言った時女のガキは泣いて怒ってたァ」

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