お断り。 ページ9
嫌々神社の鳥居に近付いて行くと巫女服に身を包んだ女性がホウキで賽銭箱の前を掃除をしていた。
紫「うふふ)いたいた」
八雲紫がいやらしそうな笑みを浮かべながら近付いていく。
巫女服姿の女「何よあんた賽銭でも持ってきたの？」
紫「違うわよ誰に向かってそんな事を言ってるのやら、貴方が前欲しいって言ってた雑用係を連れてきたのだけれど」
そう八雲紫が口にすると巫女服姿の女は俺の方を嫌そうな顔をして凝視してきた。
巫女服姿の女「誰よこいつ？人間？」
紫「…」
巫女服姿の女「でも少し違うような」
A「あ、あの…」
巫女服姿の女「何であれウチはお断りよ。」
巫女服姿の女は乱暴に言葉を被せてきた、余程俺の事が嫌だったらしいこれは嫌われたのものだ。
紫「あらでもこの間の飲み会の時…」
それは今から数日前…。
巫女服姿の女「でもそろそろ私一人だと暇なのよねえ」
紫「？」
巫女服姿の女「男の雑用が欲しいっていうか？力仕事が私だけだと、どうにも少ししんどいのよね」
巫女服姿の女「遊びに来る妖怪達とかも役に立たないのばっかりだし」
紫「ふふふ)良いじゃない？あの子達はあの子達なりに博麗神社を慕って気に入ってるのよ」
紫「って話をしたじゃない？」
巫女服姿の女「あの時のはその時の気分とノリで言っただけで穀潰しみたいなのを雇う気なんてないわよ、他を当たりなさい」
巫女服姿の女は冷たく言い放ち、掃除に戻っていった。
紫「仕方ないわね、A」
A「はい？」
いきなり俺は話を振られてすっとぼけたような返事をしてしまった。
紫「さっき習得したスペルをあの巫女に打ってやりなさい」
A「そんな事出来ませんよ！何言ってるんですか」
紫「うちなさい？」
A「えぇ…」
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東方推し愛來 - すごくありそうなお話で本当に幻想卿入りしたみたいな気分になれました！続き、楽しみに待ってます！ (2022年10月8日 21時) (
レス) @page27 id: 8fc2d24d70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蚊 | 作成日時：2022年8月13日 16時
