東方Project(二次制作) Re:幻想現離闘 (ページ11)

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弁償ページ11

霊夢「待ちなさい」

紫＆A「？」

霊夢はホウキの棒を持ちながらズカズカ歩きながら近付いてくる。

霊夢「これ弁償しなさいよ」

折れたホウキを差し出してくる

紫「壊したのは私じゃないし、そろそろ眠たいし( ◜ ▿ ◝ )」

俺に指示をした彼女はもうこの状況にも飽きてきたのか眠そうにしている。

A「え、ええ僕お金無いです」

霊夢「幽霊だか半霊だか知らないけど弁償出来ないなら貴方をここで退治しても良いのよ？」

紫「それはそれたら困るわねせっかく丁度"面白そうな人"を連れてこれたんだし」

A「え？(面白そうな人…？)」

紫は笑いながら俺にお金のような物を差し出してきた

A「これは？お金ですか？」

紫「まあそんな所よ現代で換算したら5万円相当はあるかしら」

A「つまりこれで里？まで行って買いに行けと？」

紫「(ニコニコ)」

紫はニコニコしながら頷く

A「紫さんは？」

紫「私は疲れたから寝るわ(この子ならきっと誰かに拾われるでしょう、博麗神社がダメならきっと何処に、悪いけど貴方は死なないから楽しく傍観させてもらうわよ)」

それだけ言い放ちそそくさと不気味な隙間の中へと消えた。

霊夢「早く行きなさいよ」

A「すみません里は何処に…？」

霊夢「ここを出て左にずっと突き進む、そしたら別れ道があるからそこも左に、そしたらまた別れ道があるからそこを右に突き進む後は大体人の声が聞こえてくるから分かるわよ」

A「すみませんありがとうございます」

美人だけどとことん冷たい巫女だ、巫女なのにこんなに冷たいのは経営が上手く行って居ないからなのだろうか？
神社という神聖の場所なのに妖怪達が集まるとか話してたくらいだし信仰心はあまり無いのかもしれない。

俺は妄想と想像を膨らませながら迷わないように里へと向かった。