愛が６３つ ページ7
エマside
エマ「ここが...人間の世界？」
ギルダ「見たことない建築様式ね...」
蓮「...タイミングが悪かったね」
ドン「え、どういう意味？」
シー、と口の前に人差し指を立てて私たちを静める蓮
廊下を曲がって直ぐの部屋に放り込まれた
蓮「取り敢えず、そこにいなよ
君たちの知りたい本があるかも
因みに、
ペンを持ってる君たちなら入れるんじゃない？」
蓮はそれだけ言って扉を閉じた
レイ「...取り敢えず手分けして本を見てみよう
俺とエマは地下だ」
エマ「分かった！」
階段を降りて、手探りで電気をつける
そこには無機質な部屋があった
一組の机と椅子
放り出されたままのペン
横に積まれた書類、本
レイ「何て書いてあるんだ、これ...」
エマ「昔の人の手記っぽいけど...日記？」
その他気になったものを片っ端から読み漁る
そのまま数十分ぐらい経った頃に
蓮が私たちを呼びに来た
蓮「君たちの滞在許可取れたからさ、２階へ行くよ
伝言ね
《書物庫と２階は好きに使いなさい
困った事があったら蘭さんに》
だってさ、良かったね」
書物庫を出て、２階へと上がる
ドン「なんか寒くね？ここ」
レイ「ここだけ、って言うよりこの家全体が...」
キョロキョロと辺りを見回して
窓からそっと外を覗いた
エマ「わぁっ...！広い庭だね
っていうか周り森じゃん！」
蓮「柱の屋敷は殆ど森の中だよ」
下では何名かの人が木刀を持って鍛練をしている
蓮「んじゃ俺も稽古行ってくるから」
エマ「え、行っちゃうの？」
蓮「ノルマ課されちゃってね
聞きたいことあれば蘭さんにどーぞ」
さっきから蘭さん、蘭さんって言ってるけど...
「「「(蘭さんって誰...？)」」」
多分私たちみんながそう思っただろうけれど
蓮は気づくことなく部屋を出ていった
レイ「エマ、気になったことがあるんだが...」
エマ「うん、私も...」
あの地下室で気になったこと
それは...
「「出入りしている気配がない」」
階段下だけでなく、部屋全体にうっすらとある埃
椅子の上にも、重なった本の上にも
レイ「明らかにあの部屋には出入りがない
でも書類を見る限り相当な研究は積んでいる」
それはつまり、
ギルダ「蓮が隠してたってこと...？」
レイ「見る限りそんな様子はない」
じゃあ、一体何処に...？
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アイリス(プロフ) - アイさん» ありがとうございます！物語も終盤ですのであと少し頑張ります！ (2021年3月31日 23時) (
レス) id: b185c217cf (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - すごく楽しくて一気に読んでしまいました！これからも頑張ってください！応援してます！ (2021年3月31日 19時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - 多作品のキャラクターを同時系列で纏めてしまうのはあまりオススメしませんね。読者さんに背景設定が伝わりにくくなってしまいます。クロスオーバーなら２作ほどが良いのでは？ (2021年3月22日 19時) (レス) id: b185c217cf (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 貴方の知ってるアニメですよ。ワンピースです。夢主は約エマと炭治郎の娘です。 (2021年3月22日 19時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - 良いですよ。ただ何の作品かによってはお断りさせていただくかもしれません。どう合作するのかは分かりませんが...。それと申し訳ないですけど東方は知りません。 (2021年3月22日 19時) (レス) id: b185c217cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイリス | 作成日時：2021年2月18日 22時
