愛が９１つ ページ36
樹「殺ス…絶対…」
『あなたに私は殺せないよ
たかが半年、精々一年の諸行で追い越せるほど
私は弱くないかr__「いたぞ！！」
森の奥から、ゾロゾロとスーツ姿の男たちが走ってきて、
一斉に、香織に銃を向けた
「月咲家の女児だ！
撃ち殺せ！！」
蓮「え___」
その瞬間が、スローモーションのようにゆっくりで
香織と蓮の驚く顔がやけにはっきり見えた
ノーマン「エリーっ！！！！」
自分の絶叫が、遠くに聴こえた
「月咲様ぁぁ！！」
宇髄「香織っ！！」
脇目も振らず、気づいたら走り出していた
僕が行ったところで、助からない
でも、それでも_______
暖かな体温が体を包んだ
『危ないじゃない、出てきちゃ』
ノーマン「…え」
目の前に、香織の顔があった
「は…まさか、あいつ…」
「銃弾を刀で弾き返しやがった！？」
刀を片手に、香織は男たちを睨みつけた
『私ね、首を切り落とすことは得意よ
何年もやってるもの
ご希望なら、この場でお見せしましょうか？
実験台は沢山あるし、ね？』
男たちが息を呑む
香織の左目を覆うように痣の紋様が渦を巻いた
「痣が発現していたのか…！」
「それにお前は人を殺さないだろう！
鬼殺隊とはそういうものだからな！」
『そうだね
殺すのは簡単だけど、隊律違反だからね
でも、
私を殺そうとするのは構わないが
家族に手を出すことは許さない
次手を出したら、
私個人としてお前達のその首切り落としてやる
雁首揃えて待っていやがれ』
「っ〜〜！！
___え
待って、今、なんて
最後に聞き捨てならない言葉が聞こえた
聞きたかったけど、
男たちは宇髄さんや他の隊士によって気絶させられていた
ノーマン「エリー…」
『…私を狙う人は沢山いるんだ
家族に危害が及ぶことだけは避けたかったのに
だから、神奈木家を潰したのに…』
結局巻き込んじゃった、ごめんね
ノーマン「エリーが謝ることじゃないだろ！！
なんで、なんで、エリーが、
死ななきゃいけないんだ…」
『うん、ごめん、ごめんね』
謝らないで
エリーは、エリーには、ずっと迷惑かけっぱなしだったのに
これ以上エリーの重荷を増やしたくなかったのに
『宇髄さん、早く皆んなを連れて行って下さい』
エマ「待ってエリー！人柱って…」
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アイリス(プロフ) - アイさん» ありがとうございます！物語も終盤ですのであと少し頑張ります！ (2021年3月31日 23時) (
レス) id: b185c217cf (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - すごく楽しくて一気に読んでしまいました！これからも頑張ってください！応援してます！ (2021年3月31日 19時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - 多作品のキャラクターを同時系列で纏めてしまうのはあまりオススメしませんね。読者さんに背景設定が伝わりにくくなってしまいます。クロスオーバーなら２作ほどが良いのでは？ (2021年3月22日 19時) (レス) id: b185c217cf (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 貴方の知ってるアニメですよ。ワンピースです。夢主は約エマと炭治郎の娘です。 (2021年3月22日 19時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - 良いですよ。ただ何の作品かによってはお断りさせていただくかもしれません。どう合作するのかは分かりませんが...。それと申し訳ないですけど東方は知りません。 (2021年3月22日 19時) (レス) id: b185c217cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイリス | 作成日時：2021年2月18日 22時
