親の再婚相手の子供が歌い手だった件について【歌い手】

23話 ページ29

Aside

お、久しぶりじゃない？私sideうぇーい(งᐛ )ง

はい今はですね、なんとなんと同じクラスの男子の颰(はやて)くんと遊びに来ています！

颰「今日は俺なんかと映画見に来てくれてありがとうね。まじ助かった」

『いいんだよ〜。それより何見る？』

颰「これなんだけどね、恋愛もの」

『へぇ…意外だな。なんかもっとオラオラしたもの見るのかなとか思ってた笑』

颰「そうでもないよ笑なんか買う？」

『うーん…大丈夫！』

颰「そう？じゃあ行こうか」

ーー

「ねえ、愛してる」

「俺もだよ」

ー熱いキスー

う、うおぉ…((

颰「もしかして、こういうの苦手？」ﾋｿｯ

『いや、全然笑』

颰「そっか」

ーー(省略し過ぎてないよ)

颰「いやー、面白かったね」

『そうだねー』

颰「…このあとさ、予定ある？」

『特にはないよ』

颰「じゃあちょっとデートしない？」

『何デートって笑いいよ笑』

颰「じゃあこっち来て」

『うん』




颰「…あのね」

『うん、何？』

颰「…俺さ、ずっと前から好きだったんだ。
君のこと」

『…私、なんかを？』

颰「そう」

『いやー…なんかの罰ゲーム？？』

颰「そういうんじゃなくて！真面目なやつ！」

『…マジ？』

颰「…どうかな」

『…………ごめん。今は、付き合えないんだ』

颰「…どうして？」

『今、他のことで色々忙しくて…』

颰「大丈夫だよ。迷惑かけない」

『で、でもさ…？やっぱその、付き合ったこととかないし…』

颰「俺になんか不満でもあるの？言ってよ。
なおせるように努力するから」

ねえまって何なのこの人。ちつこい。
うう、こういうの苦手なんだよおお…！

颰「いいじゃん。付き合わないんだったら
どうなるか分かんねーよ？今日の日のために色々頑張ってたのに、振られる理由が忙しい？
そんなん有り得ねーよ」

いや有り得るんだよ…。

『あ、あのさ…ここ一応公共の場だし、大声で話すのはあれだと…』

颰「今そういうのはどーでもいい！！返事は？？」

『だからＮＯ…』

颰「…ああ、そうなんだ？いいんだね。
どうなっても知らねえからな」

ドンっと肩を押され、後ろに倒れる。
頭の衝撃を覚悟する。

だが((

その前に誰かの腕に抱きとめられる。

え、誰？？

「あのー、そういうのほんとやめてもらえない？」

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