34 ページ35
私はエルにお礼を伝え国民に挨拶をして出港しようとする。
エリ「誰かに挨拶しわすれてんじゃねぇーか？」
「あら、エリック偉そうな口聞くじゃない」
エリ「もう王女じゃないからな」
「そうよね。ごめんなさい私の勝手で。エルが仕事しばらく慣れるまでサポートしてくれれば辞めていいの、」
エリ「俺が今までどんな思いで働いてきたか知ってるか？」
「いいえ、、私がいない間も頑張ってくれたのよね
私ったら自分勝手で最低よね」
出したくもない涙が止まらない
エリ「俺が執事になった理由おしえてやる。お前に一目惚れしたから。たったそれだけCPで頑張って来たことも全て捨ててお前のためだけに働いてた。なのに辞めちまうなんてひでぇよな」
「ごめんなさい...」
エリ「ごめんなさいじゃすまねぇな、キスしてもらわねぇと」
「そ、それは、出来ないわ....」
エリ「惚れたやつでもいるってか？例えば....ロブ・ルッチとかいう奴」
「ルッチは......どうなのかわかんない」
エリ「好きじゃねぇのか？」
「冷たいけどさり気ないとこで優しいし、いつも気を使ってくれたり鳩と遊ぶ時は子供みたいに無邪気なところが好きだけど口が悪い」
エリ「そりゃ仕方ねぇなハッハッ。で？自分の気持ちには気づいたのか？」
「私はルッチに惚れてる？」
エリ「相当な気づいてないのはやばいぜお前。王女の時から思ってたけどお前たまに抜けてるから気をつけろよ」
「あなた私が王女じゃなくなった瞬間失礼ね？！」
エリ「そりゃ失礼しました。ほら帰れよ愛しのロブ・ルッチが待ってる所へ」
エリックはルッチの名前を呼ぶ時だけ異常に声が低い。面白くて笑ってしまったわ
「えぇ帰るわ！ありがとうエリック」
私はエリックの頬にキスをし船を出港させた
エリ「このバカ王女め！！」
エリックが大声で叫んでる
嬉しくて悲しくて涙が止まらない、
「ぜっだい...あいにいぐからね..」
私は3日かけ司法の塔にもどった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しめじ | 作成日時：2020年9月14日 0時
